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闇の世界と光の世界。サッカーにある2つの世界とは

サッカーには2つの世界がある。偉大な選手は全ての世界を扱える。

サッカーに存在する光の世界と闇の世界とは。

サッカーは闇の世界も認めているが、指導者が勝手に否定する。

闇の世界を知らないと上手くなれない。上手くなるためにも闇の世界も覚えよう。2つの世界を覚えることが上達の近道

目次
1、サッカーには2つの世界がある
2、光の世界と闇の世界とは
3、サッカーは闇の世界も認めている
4、闇の世界を知らないと上手くなれない

目的
サッカーが上手くなるために光の世界だけでなく闇の世界も知る
理由
闇の世界も扱えないとサッカーが上手くなれないから

最終更新:2019-07-12 公開:2018-01-26

1、サッカーには2つの世界がある

「選手」の中には「指導者が言うことが全て」だと勘違いしている人もいるかもしれません。
「指導歴が長い人」でも「知らない世界」があるかもしれませんよ。

「サッカーには2つの世界」があることを知っていますか。

  • 「光の世界」と「闇の世界」

「サッカー」には「光の世界」と「闇の世界」があります。
「光の世界と闇の世界」は「蹴り足と軸足」の関係に似ています。
「サッカー」には「両方とも必要」

知識として頭の中にあっても、「実際に使う人」は少ないかもしれません。
「光と闇の世界を使いこなしている人」が「サッカーが上手な人」

「上の図3のイとニ」が「光の世界」
「上の図3のロとハ」が「闇の世界」

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  • 両方とも必要な世界

「光の世界」は「言葉の響き」から「良さそうな印象」を受けるかもしれません。
「正しいから光の世界というわけではありません」
「注目される」、「光が当たる」から「光の世界」です。
「善悪は関係ありません」
「多くの人に知られている世界」、「反対する人がいない世界」と考えてください。

「闇の世界」は、「否定されることが多い世界」と考えるといいでしょう。
「間違った世界でありません」
「勝手に間違った世界」として扱われることが多いだけです。
「知識としては知っている」が「積極的に使用する選手が非常に少ない世界」だと考えてください。
「注目されない」、「光が当たらない」から「闇の世界」
「少しだけ悲しい世界」かもしれません。

  • 「闇の世界を否定する人」はサッカーが上手くない

「闇の世界を否定する人」は、残念ながら「サッカーが上手くない」でしょう。
「自分の好みを優先するのは正しい」ですが、「周りに押し付けるのは間違っています」

あなたは「闇の世界」も使っていますか。

2、光の世界と闇の世界とは

「光の世界」と「闇の世界」を具体的に説明する前にもう一度確認します。
「闇の世界は正しい世界」です。
「勝手に間違っていると勘違いされている世界」のこと。
「光の世界と闇の世界」で成り立っているのが「サッカー」という競技。

  • 「光の世界」とは

「光の世界」とは、「注目される世界」のことでしたね。
「多くの人から支持される世界」とは、「蹴り足側」のこと。
ここでは簡単に「蹴り足側が光の世界」と考えてください。

  • 「闇の世界」とは

「闇の世界」は「否定されることが多い世界」でした。
「サッカーは認めている」のですが「指導者が勝手に否定する世界」のこと。

「光の世界が蹴り足側」なら、「闇の世界は軸足側」ですね。
まだ簡単に考えるといいでしょう。「闇の世界」とは「軸足側の空間」だと思ってください。

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  • サッカーを生み出す2つの世界

「光の世界と闇の世界」が「サッカー」を生み出します。
「光の世界は蹴り足側」で「闇の世界は軸足側」でした。

一度「自分の世界」を確認してください。
「ボールを扱う場面」を想像します。
「ボールがある世界はどこ」ですか。
おそらく、「光の世界(下の図3のイかニ)」でしょう。

  • 「右と左」ではなく「蹴り足側と軸足側」

「ボールを扱う技術」を習得するとき、「何を中心に考えるか」で「上手さ」が変わります。

「左右」で考える場合。
「ボールを右に動かす」なら「左足の内側」、「左に動かす」なら「右足の内側」を選択するでしょうか。(両足でインサイドキックを使う派)
「右と左で考える技術」は「弱点が多い」です。(アウトサイドキックを覚えない等)

  • 左右で考える場合
  • 「左側」は「右足の内側」
  • 「右側」は「左足の内側」
  • 「アウトサイドキックを使わないことが多い」

「蹴り足側と軸足側」で考える場合。
「蹴り足側」とは「ボールを触る足に近い世界」なので、「どちらの足を使用するかは関係ありません」(細かく考えなくて良いです)
「蹴り足が右足」なら「蹴り足側は右」に、「左足で触る」なら「蹴り足側は左」になります。

「軸足側」は「ボールを触る足から遠い世界」なので、「蹴り足が右足」なら「軸足側は左」に、「左足が蹴り足」なら「軸足側は右」になります。

  • 蹴り足側と軸足側で考える場合
  • 「蹴り足側」は「蹴り足の外側(まだ細かく考えない)」
  • 「軸足側」は「蹴り足の内側(まだ細かく考えない)」
  • 「アウトサイドキックを使用する」

「左右で考える人」は「アウトサイドキックを習得しない傾向が強く」、「インサイドキックだけで対応する」ことが多いです。
「蹴り足側と軸足側で考える人」は「アウトサイドキックも使う」と理解するといいでしょう。

「蹴り足側は蹴り足の外側」になるので「アウトサイドキック」を使わないと対応が出来ません。(頑張ればインサイドキックでも可)

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  • 何が世界を決めるのか

「右側」は「蹴り足に関係なく決まります」
「左側」も「蹴り足に関係なく決まる」
「左右を決定する」のは「蹴り足では無い」

「蹴り足が右足でも左足」でも「右側は右側(左側は左側)」

「蹴り足側」は「蹴り足で決まる」
「軸足側」も「蹴り足で決まる」
「蹴り足側と軸足側を決定する」のは「蹴り足である」

蹴り足が変わっても左右は同じだが蹴り足側と軸足側は変化する
蹴り足右側左側蹴り足側軸足側
右足
左足

違いが分からないときは具体的に考える
蹴り足側にボールを飛ばす場合
例えば「蹴り足が右足」だとすると、「蹴り足側は右側」になります。
「右足のアウトサイドキック」を使用すれば問題ありませんが、「アウトサイドキックを禁止されている選手」は「インサイドキック」を使おうとするでしょう。
もし、「左足のインサイドキックを使おうとする」と、どうなるでしょうか。

  • 最初は「右足が蹴り足」なので「右(蹴り足側)」に飛ばそうとする
  • 「右足のアウトサイドキック」ではなく「左足のインサイドキック」を使おうとする
  • 「左足が蹴り足になった瞬間」に「蹴り足側は左」に変化する
  • 「左足のインサイドキック」で「蹴り足側(左)」に飛ばすのは難しいので「右足のインサイドキック」を選択する
  • 「右足で蹴ろうとした瞬間」に「蹴り足側が右」に戻る
  • 以下、同じ内容を繰り返す

最初は「蹴り足側が右側」だったのですが、「左足で蹴る」ことで「蹴り足側が左側」に「変化」します。
「蹴り足ではない足のインサイドキック」で「蹴り足側に飛ばそうとする」のは「犬が自分のしっぽに追いつこうとする」のと同じです。
「しっぽがあった場所」に「頭」が来たときには、「しっぽは頭があった場所」に移動している。
「何を基準に考えるか」で「出来ること」が変化します。

「アウトサイドキックを覚えないと出来ないことがある」と理解してください。
「両足のインサイドキックが使えると便利だと考える人」もいるかもしれませんが、実は「能力が制限されている」ことが珍しくありません。

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  • 2つの世界を簡単に考えるなら

簡単に考えるなら「軸足で世界を2つに分ける」といいです。
「軸足よりも蹴り足側」なら「光の世界(下の図3のイとニ)」で、「軸足よりも軸足側」なら「闇の世界(下の図3のロとハ)」
細かく覚える必要は無いです。「光の世界と闇の世界の境目」が正確に分からなくても問題ありません。

3、サッカーは闇の世界も認めている

  • サッカーは闇の世界を認めている

「サッカー」は「闇の世界」も認めています。
「闇の世界を認めている」では伝わらないので、表現を変えましょう。
「ボールが闇の世界にあっても反則にはならない」
「闇の世界にあるボールを扱っても退場にはならない」

「選手がボールを扱うとき」、「身体のどこで触るか」を気にする人は多いですが、「ボールがどの世界にあるか」を気にする人は少ないでしょう。
「サッカーが上手い人」を観察すると「全ての世界」を扱っています。
「偉大な選手」を語るときに「闇の世界」が出てくることがあるので知っている人も多いはずです。(例えば、ラボーナキック)

「上の図(4と8)」が「ラボーナキック」

「闇の世界(軸足側)にあるボール」を扱うことで退場になった選手はいるでしょうか。
「ボールの位置」が悪く無効になった試合はあるでしょうか。
おそらく無いはずです。
「サッカーのルール」では、「ボールがどの世界にあるか」は気にしません。

  • 闇の世界を勝手に否定する人

「サッカーが認めている闇の世界」を「勝手に否定する人」がいます。
「サッカーが上手くなるため」に、「闇の世界を否定」したことはありませんか。
「自分では否定していないつもり」でも、「光の世界だけしか認めない人」は珍しくないです。
「光の世界」だけで戦えるのは「相手が下手なときだけ」
「闇の世界を使えない人」は「強い相手に苦しむ」でしょう。

「光の世界」だけでも「それなりに戦える」ので、「闇の世界を気にしない選手」も多いかもしれません。
「光の世界だけの選手」と「闇の世界も使える選手」には「圧倒的な差」があります。
「理想の自分になれない」のは「闇の世界が使えないから」かもしれません。

4、闇の世界を知らないと上手くなれない

「知識として闇の世界を知っている人」もいます。
「知識として知っていても使わない」なら、「上手くなれない」でしょう。
「ボールの位置」で考えると「差」が分かりやすいです。

「光の世界は蹴り足側」、「闇の世界は軸足側」でしたね。
「ボールが光の世界にある」とき、「満足出来る」ことが多い。
「一般的なサッカー技術」は「光の世界で使用するもの」
「闇の世界で使用するサッカー技術」は教わらないでしょうね。

「インステップキック」で簡単に説明します。
「インステップキックでボールを蹴る」とき、「ボールの位置」は「どこ」ですか。
「ボールは光の世界にある」はずです。(上の図1と2か5と6)
「光の世界」とは「蹴り足側」のことでした。

「インサイドキック」や「アウトサイドキック」でも同じ。
「ボールは光の世界にある」はずです。
「指導者が教える技術」は「光の世界だけで通用する」ものが多い。
「ボールが光の世界にある」なら問題ありませんが、「闇の世界にある」と苦戦します。

「闇の世界を認めていない」ので「闇の世界にあるボールを扱えない」のは当たり前。
「扱うことが出来ないボールがある」のは、「能力が制限されている」のと同じ。
「能力が完全では無い」のですから、「試合で苦しむのは当たり前」

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  • 闇の世界を扱えるとシュートが上手くなる

「シュートが上手い選手」は「サッカーが上手」
「パスの上手さは能力が高いことの証明にはならない」
「シュートが上手い選手はパスも上手」
「パスが上手いと言われる選手」でも「シュートが下手なら上手ではない」

「ゴールは動かない」が「人間は動く」ことを考えると意味が分かるでしょう。
「狙った場所からボール数個分はずれた」とき、「シュートは失敗になる」が「パスなら味方が動いて成功になる」
このことから、「シュートはパスよりも難しい」と言えます。(細かい部分は考えない)

「シュート(キック)が上手い選手」は「評価が高い」傾向にあります。
「偉大な選手」の話を聞くと、「ラボーナ」が出てくるかもしれません。
「ラボーナ」とは「通常の蹴り方とは違うキック」です。
「軸足側にあるボールを蹴る」のが「ラボーナ」ですね。
「ラボーナ」は「闇の世界で戦う技術」(下の図4と8)

「ラボーナを禁止する指導者」は多いと思いませんか。
「試合でラボーナを使えと言っているのではありません」
「選手の能力が制限されないように指導者は教え方に気を付けるべきだ」と言いたいのです。
「選手が偉大な選手になる機会」を奪うのはいけませんよ。

「ラボーナ」が「サッカー上達の近道」を教えてくれます。

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2019年7月12日修正。最新版
2018年1月26日公開。追加組

  • 修正箇所
  • 装飾のずれを修正。2019年7月12日

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おでん式(日本式)キックメニュー

頭の使い方の確認
身体の扱い方の確認
心を守る不思議な魔法
サッカー上達法の確認
シュート編

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