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シザースを手に入れる旅

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旅行日程表
1、シザースにこだわらないことが大事
2、シザースを手に入れる準備
3、シザースを手に入れる旅に出る
旅の出発地点
4、シザースを手に入れる旅が終わったら
5、シザースを「歩く動作」に融合させる
6、試合でシザースを使うために

最終更新:2021-08-17 公開:2015-01-22

1、シザースにこだわらないことが大事

シザースを使わなくても試合は出来ます。シザースにこだわりすぎないようにしましょう。
勝つためにサッカーをしているのか、ボールをまたぐために試合に出ているのか。
そこをはっきりさせましょう。
ボールをまたぐだけなら初心者でも出来ます。またぐことにこだわりすぎてはいけません。

  • せっかくなので

色々なことを覚えてきたのですから、シザースも習得したいですよね。
でも、ボールをまたぐだけならつまらない。どうせ覚えるなら、試合で使えるものが良い。
ただボールをまたぐだけの技術ではなく、試合で使うためのシザースを覚えましょう。

  • シザースとは

シザースとは、ボールをまたぐこと。シザースにも色々あるようですが、ここで扱うのは簡単なものにします。
ボールをまたぐ。それだけです。

ドリブルの材料になるシザースを扱います。ドリブルに加えてください。
歩くようにシザースをしましょう。

ボールをまたぐときは、上の図(A)のようにします。(A)を基本にします。
(A)の動作になれたら、(C)のようにまたぐのもいいでしょう。
動きながらまたぐときは(A)のように足が前に着地します。足の着地場所は、歩くときと同じです。(D)や(E)のように両足でボールをはさむようにするといいでしょう。
止まってまたぐときは、またぐ足を最初の位置に着地するといいでしょう。(B)や(C)のようにします。

ここから説明するシザースは、上の図(A)のまたぎ方を使います。
止まって行うときは、またぐ足を最初の位置に戻します。
動きながらまたぐときは、歩くときと同じように着地してください。(下の図のように着地する)

2、シザースを手に入れる準備

  • シザースに必要なもの

シザースに必要なものは何でしょうか。
シザースとは、ボールをまたぐことでした。ボールをまたぐために何か必要なのか。
何も必要ありませんね。必要なものがあるとしたら、ボールと身体でしょうか。後は、またごうとする意思かな。

  • シザースを特別扱いしない

シザースを特別扱いしたらいけません。シザースはボールをまたぐことです。ボールをまたぐ動作は特別ではないでしょう。
特別ではない動作を特別扱いするから、シザースが難しくなります。
シザースを勝手に難しくしない。
シザースを特別扱いせず、「普段の動作の延長」として行います。

  • シザースを連続で行うために

シザースを特別扱いすると、次の動作が難しくなるようです。
特別扱いするから他にしわ寄せがくる。
シザースをしても、次の動作に影響が出ないようにしたいですね。
シザースの次の動作だけでなく、シザースを行う前の動作にも気をつけたい。
シザースを特別扱いしている人は動きで分かります。
特別扱いしている人はシザースが浮きます。他の動作との繋げ方が良くない。
シザースを連続で行うために、他の動作に影響が出ない方法を見つける必要がありそうです。

欲しいもの
「他の動作に影響を与えない方法」

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  • 他の動作に影響を与えないとは

シザースが他の動作に悪い影響を与えるとよくない。
これは分かりますよね。シザースを行うことで、他の動作に悪い影響が出てしまう。
悪い影響が出るなら、シザースを行わない方がいいかもしれませんね。
でも、これだと困ります。シザースを行っても他の動作に影響が出ないようにしたい。

他の動作に影響を与えるとは何でしょうか。どのような影響を与えるのか、考える必要がありそうです。
すぐに思いつくのが、シザースをした後に体勢が悪くなるというもの。
体勢が悪くなると、ボールを触ることが難しくなる。
なぜ難しいかというと、ボールを触る前に体勢を整えないといけないから。
体勢を整えてからボールを触ろうとするため、自分がボールに触る前に相手に奪われることが多い。
これが簡単に思いつく、シザースが他の動作に与える悪い影響。

他にないでしょうか。簡単に思いつかないときは、思いついたものを使って考えるといいでしょう。
すでに分かっているのは体勢を崩すこと。体勢を崩すのは、シザースを行ってから。
これが、新しいものを思いつく手助けをしてくれるでしょう。

体勢を崩すのはシザースを行った後。そう、シザースを行った後のことは思いつきました。
今度は、シザースの後ではなく前に注目しましょう。

シザースを行う前に、どのような変化が見られるか。
シザースを行う直前、不自然な動きをする人が少なくないようです。
緊張するのでしょうね。ボールをまたぐ前は、精神統一をする人が多い。
集中するためにボールを全く触らない。急にボールを触らなくなる謎の現象が観測されています。
シザースは、またぐ直前にも悪い影響を与えるようです。またぐ前の不自然な行動は止めましょう。

  • シザースとは

シザースを手に入れる旅に出る前に、シザースとは何か確認しておきましょう。
シザースとはボールをまたぐことでしたね。
一般的にはまたぐことなのですが、「サッカーおでん」ではもう少し広げます。
シザースとは、ボールを触ることで始まりボールを触ることで終わる。
このようにします。またぐ動作の前後にある「ボールを触る動き」もシザースに含みます。
こうすることで、試合で使えるシザースになります。

3、シザースを手に入れる旅に出る

シザースを手に入れるために、「他の動作に影響を与えない方法」を探す旅に出ましょう。

「他の動作に影響を与えない方法」は、「普段の動作」から持ってきます。
人の身体の機能を使って、「他の動作に影響を与えない方法」を手に入れましょう。

普段の生活ではあまり使わない動き方もします。
日常生活では無駄な動きになるので使わない移動方法も、サッカーでは必要になる。
何か面白いですね。

旅で訪れる場所一覧

「歩くときの膝と、おへその向きを知る」 膝を自然な状態にする。無理に内股や、がに股にしない
「歩くことと、キックの共通点」 蹴る動作は歩く動作の一部。歩きに繋げ、シュートにも繋げる
「動くのが得意な方向と苦手な方向」 シザースで動く方向が得意な方向であることを確認する
「斜め前を組み合わせて前に進む」 基本の動き。斜め前に進む動作をシザースに利用する
「上半身と下半身の分離」 シザースを行った後にバランスを崩さないために
「軸足を増やしてリズムを変える」 足を交互に動かす基本を使う

おでん式(日本式)キック実践編
おでん式(日本式)キック実践編 八百万軸を習得することがサッカー上達への近道 おみ足、忍び足を覚えるとサッカーが上手くなる ボールころんこ論を覚えることがサッカー上達への近道 今日も美し蹴る動作を覚えるとサッカーが上手くなる 迷路で学ぶ上達や成長が早い人の特徴。透明な迷路問題 「サッカーおでん」で使う直線足、シザース足、千鳥足 直線足とシザース足、千鳥足を取り入れる 直線足とシザース足、千鳥足を使いこなす 日常生活をサッカー上達の時間にする スポーツ扇風機から学ぶサッカー上達法とは 闇の世界と光の世界。サッカーにある2つの世界とは 偉大な選手は闇の魔法も使える。光と闇の技術とは サイコロで考える安定した魔法と縁起の良い技術とは 蹴り足の逃し方は3つ。シュートの避難経路と非常口とは 3つの足の振り方でボールを3方向に飛ばそう 前に蹴り足を振りボールを3方向に飛ばすシュート 蹴り足側に蹴り足を振りボールを3方向に飛ばすシュート 軸足側に蹴り足を振りボールを3方向に飛ばすシュート 得点力は着地数で決まる。決定力を上げるコツ

旅で訪れる場所一覧に「おでん式(日本式)キック実践編」を追加。2018年1月25日
2018年3月27日に(蹴り足の逃し方以降)を追加。
2018年5月3日に「得点力は着地数で決まる。決定力を上げるコツ」を追加。
2021年8月21日に「迷路で学ぶ上達や成長が早い人の特徴。透明な迷路問題」を追加。

4、シザースを手に入れる旅が終わったら

ここを読んでいるということは、旅が終わったようですね。
シザースを手に入れるための、最後の仕上げをしましょう。

  • 手の使い方

シザースをするときに、手をどのように使うか悩みますよね。
シザースはボールを足でまたぐ。足でまたぐとは、足を動かすということ。
足を動かすときの手の動きは、「普段の歩き方」を参考にすればいいでしょう。
一般的に、右足を前に出したら右手は後ろに、左足が後ろにあるなら左手は前にあるようです。
このときの手の使い方を、シザースでも使います。
「歩くようにまたぐ」わけですから、手の使い方は「歩くとき」と同じにするのが自然ですよね。

  • バランスを崩さないように

シザースでバランスを崩さない方法を追求している人は多いようです。
多くの場合は、バランスを崩さないようにすることで、バランスを崩さないようにしているようです。
何を言っているのか分かりませんね。簡単に言うと、バランスを崩すようなことは避けるということ。
身体を左右に揺らすとバランスを崩すことから、身体を動かさないようにするという考え方が知られているようです。
他にも、少し内股にするといったものもあります。

身体を左右に揺らすとバランスを崩しやすいという考えは理解できますね。
でも、これでは面白くない。
バランスを崩さない方法には、2つあります。
一つは、身体を揺らさない。シザースのやり方として比較的知られているものです。
実は、もう一つあります。それは、身体を揺らすこと。

建物を考えると面白いことが分かります。
五重塔というものがあります。私は専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、凄い建物だそうです。
五重塔が倒れないのは、揺れることで揺れを抑えているからという説もあるそうです。
簡単に調べただけですが、なぜ倒れないのか分からないらしい。不思議ですね。
理由は分かりませんが、揺れることで倒れないという説を参考にしましょう。

一般的なシザースのやり方は、倒れないために揺らさない方法。
身体を左右に揺らすのを避けたり、筋肉で身体を固定する感じでしょうか。
身体を固めることで、バランスを崩すことを防ぐ。
これも一つの解決方法。

「サッカーおでん」は、身体をしっかりと揺らす方法をおすすめしています。
上半身と下半身を別々に動かすことで、身体の揺れを抑えます。
下半身はシザースでしっかりと揺らし、上半身は下半身の揺れを打ち消すために揺らす。
歩くときの手と足の動きを見ると、足が前に出ると手が後ろに動き、足が後ろに行くと手が前に動きます。
右手は右足の揺れを、左手は左足の揺れを打ち消しているのかもしれません。
はっきりとしたことは言えませんが、五重塔に近いのかもしれませんね。

上半身と下半身を別々に動かせることが出来れば、身体を左右に揺らしても全く問題ありません。
積極的に左右に動きましょう。サッカーでは、左右の動きが大事ですよ。

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  • シザースの始まりと終わりを確認する

シザースは、ボールを触ることで始まり、ボールを触ることで終わるのでしたね。
シザースの動作を、3つに分けて習得します。
シザースの始まり(ボールを触る)、またぐ、シザースの終わり(ボールに触る)の3つですね。
では、シザースを習得しましょう。

  • シザースの始まり

シザースは、ボールに触ることで始まります。
シザースの始め方を説明します。
まず、ボールを触ります。これで終わりです。簡単ですね。

  • またぐ(シザースの真ん中)

今度はまたぎます。少し難しいですよ。
またぐことが難しいのではありません。またぐ動作を始めるのが難しい。
シザースの始まりではボールを触りましたね。
ボールを触った足が動かせるようになったら、すぐにまたぎます。
簡単に説明すると、「ボールを触る」、「別の足を着地」、「ボールを触った足でまたぐ」になります。
ボールを最後に触った足で、すぐにまたぐことが大切です。

利き足でボールを触るとしたら、「利き足でボールに触る」、「別の足を着地」、「利き足でまたぐ」になります。
ボールを最後に触ってからボールをまたぐまで、一回だけしか足を地面につけない。
これを絶対に守ってください。

利き足と軸足で説明
最後にボールを触る足を「利き足」、利き足ではない足を「軸足」とします。
「ボールを最後に触ってからボールをまたぐまで、一回だけしか足を地面につけない」とは、「利き足(ボールを触る)」、「軸足(地面につける)」、「利き足(またぐ)」になります。
「軸足」を一回だけ地面につけます。このときに、「利き足」でまたぐ準備をします。
この動作に慣れるまでが大変かもしれません。

  • シザースの終わり

シザースの終わりは、ボールを触ることでしたね。
シザースを終わらせるために、ボールを触りましょう。
ボールを触るのは簡単ですが、触る動作を開始するのが難しい。

ボールを触る足は、最後にまたがなかった足にします。
最後にまたいだのが右足なら、左足でボールを触ります。
左足が最後なら、右足でボールに触りましょう。
ここでも気をつけることがあります。
それは、最後にまたがなかった足で、すぐにボールを触ること。

簡単に説明すると、「またぐ」、「またぐ(最後)」、「ボールを触る」です。
またぐ動作が終わったら、すぐにボールを触ってください。
最後にまたいでからボールを触るまで、一度も着地をしたらいけない。
これを絶対に守ってください。

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  • シザースを始まりから終わりまで行う

シザースの始まりから終わりまでを説明しました。
今度はシザースを分けずに行います。

シザースを始めます。
まず、ボールを触ります。ボールを触ったら、触らなかった足を地面につけてまたぐ準備をします。
ボールをまたぎます。最初は、またぐ回数を4回以上にしてください。4回がおすすめです。
またぐ動作が終わったら、すぐにボールを触ります。
これで、シザースが終わりました。

今度は、またぐ回数を決めて説明します。
またぐ回数は、1回から4回。4回が出来るようになったら3回に。3回が出来たら2回と、成功したら回数を減らしてください。
ボールを触ることを「触る」、またぐことを「またぐ」、触るでもまたぐでもない動作を「着地」とします。

4回またぐ
「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」
3回またぐ
「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」
2回またぐ
「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」
1回またぐ
「触る」、「着地」、「またぐ」、「触る」

このように行います。上の方法でシザースをすると、少し忙しいですよね。
忙しいと感じているなら、まだシザースが自分のものになっていません。
忙しいと思わなくなったら、試合で使えるシザースを覚えたことになります。

  • 4回で練習する理由

なぜ、4回またぐことから始めるのか。1回や2回でなく、4回で練習する理由を説明します。
人は両方の足で歩きます。普段歩くときに、左右交互に使いますよね。
シザースでも同じです。自分の足を交互に使います。
歩くときは「利き足」かどうか気にしませんよね。
では、シザースのときはどうか。

最初にまたぐ足は「利き足」だとしましょう。
4回またぐと、「利き足」、「逆の足」、「利き足」、「逆の足」になります。
最初にまたぐ足が「逆の足」だった場合は、次のようになります。
「逆の足」、「利き足」、「逆の足」、「利き足」。
4回なら、どちらの足からまたいでも「利き足」が2回、「逆の足」も2回使うことになります。

興味深いことに、「利き足」では上手くいく人が少なくないようです。
言い換えれば、「逆の足」が難しいということですね。
そう、「逆の足」を使うのが難しい。
「逆の足」を使う回数が多いほど、成功から遠ざかるようです。
シザースを特別扱いしている人を観察すると、「逆の足」でまたいだ後に体勢を崩す傾向があるようです。
「逆の足」が問題を生み出すなら、「逆の足」も上手になればいいですよね。

「逆の足」も上手になるために、「逆の足」を使うようにした方が良い。
では、何回またげば「逆の足」を上手に鍛えることが出来るのか。
答えは、4回。

1回だけだと、「利き足」だけで終わる可能性がある。
2回だと、「逆の足」も使うが、少しもの足りない。
3回なら、「逆の足」から始めれば2回またげるが、「利き足」から始めると1回しかまたげない。「逆の足」でまたぐ回数が安定しない。
4回だと、どちらの足からまたいでも「逆の足」で2回またぐことが出来る。

4回またげば、必ず「逆の足」で2回またぐことになります。
「逆の足」で2回またぐことが重要です。

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  • なぜ苦手な足で2回またぐのか

苦手な足でまたぐなら、1回(シザース2回)でも2回(シザース4回)でもいいですよね。
少ない回数を繰り返せばいいのでは、と思う人もいるでしょう。
この疑問も解決しておきましょう。

「逆の足」でまたぐと体勢を崩すことは説明しましたよね。
正確に言うと「逆の足」でまたぐと「体勢を崩し始める」。
そう、「逆の足」で1回またいだぐらいでは、人は完全に体勢を崩さない。
実は、1回ぐらいなら、ごまかすことが出来ます。

1回目の「逆の足」で体勢を崩し始め、2回目の「逆の足」で完全に崩壊。
2回目の「逆の足」が強烈です。この後に「利き足」でボールを触るのが非常に難しい。

崩壊といっても、転ぶわけではありません。ボールを触ることが出来なくなるだけ。
文章にすると問題ないように思えますが、試合中だと大変ですよね。
一時的にボールを扱えなくなるのですからね。ボールを奪われやすくなります。

体勢を崩すまでの流れ
「利き足でボールを触る」、「逆の足で着地」、「利き足でまたぐ」、「逆の足でまたぐ(少し体勢が崩れる)」、「利き足でまたぐ(何とか頑張る)」、「逆の足でまたぐ(崩壊)」、「利き足でボールを触れない」で、ボールが相手の足元へ。

4回またいでも、すぐにボールを触ることが出来るなら、シザースを習得出来ているでしょう。
4回出来たら回数を減らしてみましょう。自分の好きな回数に挑戦するのもいいでしょうね。

5、シザースを「歩く動作」に融合させる

シザースには、色々な使い方があるようです。少しだけまたぐ人や、何度もまたぐ人、ゆっくりまたいだり、速くまたいだり。
自分に合ったシザースを見つけましょう。

まずは、シザースを自分のものにする。
ボールと同じぐらいの大きさのものを用意してください。
丸いかごでもいいですし、箱でもいいでしょう。良いものが見つからない場合、辞書を重ねて使うのもいいと思います。
ボールと同じぐらいの大きさで、触っても簡単に動かないものを用意してください。
シザースを身体に染み込ませるために必要です。

丸い箱を使って説明します。丸い箱でなくても問題ありませんよ。ボールの代わりになるものなら何でも良い。
では、シザースを「歩く動作」に融合させます。

  • シザースを融合させる準備

「歩く動作」に融合させます。
普段歩くとき、左右の足を交互に動かしますよね。
歩くときのように足を動かします。手もしっかりと振ります。
丸い箱の前で、足踏みをしてください。
足を動かすときは、「右」、「左」、「右」、「左」と声を出すといいでしょう。
右足から動かしてもいいですし、左足から動かしても問題ありません。好きな方を選びましょう。

シザースの動きを確認します。利き足は「利き足」、逆の足は「逆の足」、ボールに触るは「触る」、ボールをまたぐのは「またぐ」、触るでもまたぐでもない動作は「着地」とする。
4回またぐ
「利き足で触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「利き足で触る」。
これが、シザース一回分です。
これを言葉に出しながら足踏みします。

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  • シザースの動作を声に出す

シザースの動作一回分を声に出しながら足踏みします。
上にある表現は長いので、短くします。
「触る(タッチ)」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「触る(タッチ)」。
これなら短くて言いやすいでしょう。「触る」は「タッチ」でもいいです。言いやすい方を選びましょう。
説明では「触る」を使います。

  • 声に出しながら丸い箱でシザース

丸い箱を使って、シザースをします。
シザースの動作を声に出しながら、またぎましょう。
シザースの最初の動作の「触る」では、「利き足」で丸い箱を触ります。
丸い箱を少し触るだけで大丈夫です。丸い箱の位置が変わらないようにしましょう。
「着地」では、丸い箱の近くに「逆の足」を着地させて、またぐ準備をします。
「またぐ」では、丸い箱をまたぎます。
最後の動作の「触る」でも、丸い箱を触りましょう。
では、丸い箱でシザースをしましょう。

「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」。
シザースが終わっても、足踏みは続けてください。
一回分のシザースが終わったら、もう一回シザースを行います。
最初はあいだがあいてもいいですが、少しずつ短くしましょう。
シザースで休憩するときは、「またぐ」を使いましょう。
またいでいるときに自分の精神を整えます。
またぐ回数を増やせば、相手を観察することも出来ます。
またぐときは足元だけでなく、相手の膝の向きを観察するのも面白いでしょう。

4回またぐシザースを連続で出来るようになったら、次にすすみます。

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  • シザースとシザースの繋げ方を学ぶ

4回またぐシザースは覚えたと思います。
今度は、シザースとシザースの繋げ方を覚えましょう。
今までは4回またぎましたが、今度は2回またぎます。
4回のときの同じように、足踏みをしながら丸い箱でシザースを行います。

「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」。
これが、一回分のシザースになります。今度は、シザースとシザースの繋げ方を学ので、またぐ回数が少なくても問題ありません。
シザースが終わったら、すぐに次のシザースを行うようにします。

丸い箱の前でシザースの動作を声に出しながら行います。
まずは、シザースを2回行います。

「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」
シザースをただ繋げるだけでは、2回目の最初(太字の触る)が変になるので工夫します。
2回目以降のシザースの最初(触る)を省略します。
変更後
「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」
これなら、問題なくシザースを繋げることが出来ます。

連続でシザースを行う。
4回連続でシザースを行います。2回またぐシザースを、4回繰り返します。
丸い箱を使って、4回繰り返しましょう。
「触る」、「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」「着地」、「またぐ」、「またぐ」、「触る」
これが出来れば、シザースとシザースの繋げ方を習得出来ていると思います。

  • ボールでシザースを行う

丸い箱でシザースが出来るようになったら、ボールで試してみましょう。
ボールを触るときは、少しだけ触るようにします。ボールを動かさないようにします。
ボールでも同じように出来たら、今度はボールを動かして行います。

止まって出来るようになったら、ボールを動かします。
ボールを前に動かしてからシザースを始めるといいでしょう。
シザースをするときの足の動きは、斜め前に進む方法(下の図)を使います。
下の図の動作を速くすると、シザースの動きになります。
下半身はしっかりと左右に振りますが、上半身は自然に任せます。上半身と下半身を別々に動かしてください。
下の図の動きを速くすれば、自然と上半身と下半身が別々に動きます。

前に進むボールを邪魔しないようにしましょう。
足の動かし方は、下の図のようにします。
ボールを蹴らないように足を動かします。
動きに慣れると、速くまたぐことが可能です。

今まで行ってきたことを使えば、シザースが出来ると思います。
「斜め前に動くことを繰り返すことで前に進む」のは無駄に思えますが、ドリブルをするときの身体の動かし方に使えます。
まっすぐ前に進むことしか知らない人は、ドリブルが苦手かもしれません。
身体をしっかりと動かして、シザースを習得してください。
ここまで出来れば、シザースが「歩く動作」と融合しているはずです。

動いているボールの周りを、下の図のように歩くと、シザースになります。
足でまたぐときに、またぐ足の方の手を後ろに動かすと動作がしやすいです。
右足でまたぐ場合は右手を後ろに、左足でまたぐ場合は左足を後ろに動かします。
上半身を上手に使うことが、シザースの秘訣。
上半身を回転させるように使うのもいいと思います。

6、試合でシザースを使うために

試合で使えないシザースの特徴を説明します。
一つ目、ボールを最後に触ってから、すぐにまたがない。
二つ目、最後にまたいでから、すぐにボールを触らない。

一つ目のシザースは、相手がシザースに騙されないことが多い。またぐまでに時間がかかりすぎる。ボールが相手に近付きすぎて奪われることが多い。
二つ目のシザースは、相手にボールを与えることが多いでしょう。体勢が崩れているため、ボールに触れても遠くに飛んでいくことが多いでしょう。

  • シザースを成功させるために

試合で使えるシザースにするために、次の2つは絶対に守ってください。
「ボールを最後に触ってからボールをまたぐまで、一回だけしか足を地面につけない」
「最後にまたいでからボールを触るまで、一度も着地をしたらいけない」
この2つのことを守らないと、1人目を抜けたとしても2人目にボールを奪われるでしょう。
シザースを試合で使えるようにするためにも、上の決まりは守ってください。

シザースを練習するときは、出来るだけゆっくりまたぐようにします。
またぐ動作を限界まで遅くします。ゆっくりまたげる人は、シザースを習得しています。
ゆっくりまたごうとすると体勢が崩れる人は、シザースを習得出来ていません。
速くまたぐよりも、ゆっくりまたぐ方が難しい。
シザースがゆっくり出来るようになることを目指してください。
ゆっくり出来るようになってから、自分の好きな速さを追求しましょう。
シザースの始まりでボールに触りますよね。このときにボールをイン方向に動かすと、よりシザースが活きるようです。
ちょっと難しいですが、挑戦してみてください。

  • ドリブルの基本

シザースを使う前に、ボールを全ての方向に動かせるようにしておいてください。
「前後左右」に「斜め4方向」を加えた8方向に動けるようにしましょう。
ボールを色々な方向に動かせないと、シザースの意味がなくなります。
ボールを8方向に動かせることが、シザースを輝かせることに繋がります。

上半身をしっかり使ってください。特に腕を動かすこと。
腕をしっぽのように使って、バランスをとりましょう。
その人に合ったシザースがあるようです。自分に合ったシザースを見つけましょう。
またぐときに縦を強調するのもいいですし、横にまたぐのもいいでしょう。
少し難しいですが、縦と横の中間もいいでしょうね。
私は、横に大きく、ゆっくりまたぐのが合うようです。自分の歩く速さに合ったシザースを手に入れましょう。

私は、縦に速くまたぐと疲れて、すぐにお腹が減ります。横に大きくまたぐと疲れません。
自分の身体に合うまたぐ速さがあると思います。自分に合ったシザースを手に入れましょう。

2015年1月22日公開。初期組

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自己紹介

はじめまして、「サッカーおでん」の竹串です。日本がW杯最多優勝国になるために、「サッカーおでん」を作りました。日本人の高い身体能力を活かす技術を習得しませんか。

「サッカーおでん」はシュート技術を専門に扱うサイト。


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