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3つの足の振り方でボールを3方向に飛ばそう

蹴り足の逃し方の確認をします。ボールの扱い方を覚えることがサッカー上達の近道。

身近な道具で試すボールの扱い方を使って、身体のどこで蹴るかは関係無いことを証明しよう。

同じ蹴り足の動きでボールを3方向に飛ばすことが出来る。サッカーではボールのどこを触るかが大事。身体の使い方にこだわると能力が制限される。

偉大な選手は特別なことはしていない。偉大な選手を凄いと思うのは、自分が持っていない能力と出会えたから。

成功から始まる縁起の良い技術で魔法を手に入れよう

目次
1、蹴り足の逃し方の確認
2、身近な道具で試すボールの扱い方
3、身体のどこで蹴るかは関係無い
4、ボールのどこを触るかが大事
5、身体の使い方にこだわると能力が制限される
6、偉大な選手は特別なことはしていない
7、成功から始まる縁起の良い技術で魔法を手に入れよう

目的
蹴り足の逃し方はボールの飛ぶ方向を決定しないことを理解する
理由
守備を無効にするシュートを習得するため

最終更新:2018-03-27 公開:2018-03-27

1、蹴り足の逃し方の確認

「蹴り足の逃し方は3つ。シュートの避難経路と非常口とは」で「蹴り足の逃し方」を簡単に紹介しました。
今回は、「3つの逃し方」を詳しく説明します。
「何キックか」は考えないようにしてください。
「インステップキック」や「インサイドキック」、「アウトサイドキック」で行うときは別の場所で説明します。

「蹴り足の逃し方」と「非常口」を確認しておきます。
「蹴り足の逃し方(避難経路)」は「3つ」ありました。
使用出来る「避難経路」は相手の位置で変わるので、試合中に判断する必要があります。
判断と言っても相手がいない場所を選ぶだけなので難しくはありません。

  • 蹴り足の逃し方(避難経路)
  • 蹴り足を蹴り足側に振る(下の図1)
  • 蹴り足を正面に振る(下の図2)
  • 蹴り足を軸足側に振る(下の図3)

「上の図」にある「蹴り足の逃し方」を使って「シュート」を試してください。
「同じ蹴り方」でも「ボールの飛ぶ方向」を変えることが出来ます。
「この蹴り方ではボールがこの方向に飛びます」という決まりはありません。(例、アウトサイドキックなら蹴り足側に飛ぶ等)
「ボールのどこを蹴るか」で「ボールの飛ぶ方向」が決まります。

「同じ蹴り足の動かし方」でも「ボールの扱い方」を変えることで「飛ばす方向」を変化させることが出来ます。
「上の図」のように「蹴り足をに振る動き」で、「ゴール左側、ゴール正面、ゴール右側」に蹴り分けることが可能です。

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「下の図」のように「蹴り足を蹴り足側に振る動き」で「3つの方向に蹴り分ける」ことも出来ます。
「失敗した蹴り方」だと思う人もいるかもしれませんが、使いこなすことで強力な武器になります。
「使えない蹴り方」だと考えて捨てるか、「もったいない」と思って使い道を探すかで「選手の能力」が決まります。
「役に立たない技術」と「自分の能力が足りずに使いこなせない技術」は違います。

「偉大な選手」は「普通の選手が持っていない技術」も使える。
「覚えていない技術」があるなら早く習得してください。
「下の図」のような「蹴り方」は試したことが無いはずです。
「サッカーおでん」で紹介している「蹴り足の膝を横に振る」が「下の図」にある「蹴り方」になります。
「サッカー選手なら一度は見たことがある技術」のはず。(ブラジル代表の上手い人が使う蹴り方)

「上の図」のように「蹴り足を軸足側に振る」と「同じ方向にしか飛ばないのでは」と思う人もいるでしょう。
「ボールがどこに飛ぶか」は「ボールのどこを蹴るか」で決まるので、「同じ蹴り足の動かし方」でも「方向」を変えることが出来ます。
「ボールの飛ぶ方向は蹴り足の動かし方で決まる」と考える人もいるでしょうから、「蹴り足の逃し方」を紹介する前に、「ボールの飛ぶ方向は蹴り足の動かし方では決まらない」ことを証明しましょう。
「身近にあるもの」で説明します。

「同じ蹴り方」でも「ボールの飛ぶ方向」が変わることを知ってください。
「ボールの扱い方」を理解すると「サッカー」が楽しくなりますよ。

2、身近な道具で試すボールの扱い方

「サッカーボール」で「ボールの扱い方」を学ぶのが一番良いのですが、「室内」では難しいので、別の方法を考えましょう。
日本人に「身近なもの」で実験出来る方がいいですよね。
軽くて簡単に手に入るものが好ましい。
そうなると、ボールペンとペットボトルのフタになるでしょうか。(ペットボトルのフタが無い場合は、マヨネーズやケチャップのフタでも大丈夫です)

ノック式のボールペンがあると便利かもしれません。
「カチッ、カチッ」と音がするボールペンですね。
「バネ」の機能が欲しいので、出来れば「下の図1」のようなボールペンがいいでしょう。
「下の図1」のボールペンが無い場合は、「下の図2」でも問題ありません。
多少扱いが難しいですが、「下の図2」でも大丈夫です。

ボールペンの芯を出した状態から戻すときの動きを使用します。
「上の図」の赤い矢印の部分を押すと、ボールペンの頭の部分が勢い良く戻ります。
この「凹んだ部分が戻る動き」を「蹴る動作」と考えます。
「力が同じで動きが一緒」の方が比べやすいですからね。

ボールペンが無いときは、指で行うといいです。(デコピン)

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  • ボールの扱い方を実験する

最初は一番簡単なものから始めましょう。
「下の図のロ」のようにボールペンでペットボトルのフタを飛ばします。
「バネの力」で飛ばすときは勢いが出るので気をつけてください。
「ボールペンが動く方向」は「前」で「ペットボトルのフタ」が飛ぶのも「前」

次は、「上の図のイ」を試します。
「ボールペンが動く方向」は「前」ですが、「ペットボトルのフタ」は「右斜め前」に飛ぶはずです。

最後に「上の図ハ」を試しましょう。「上の図イ」を左右逆にしただけ。
「ボールペンが動く方向」は「前」ですが、「ペットボトルのフタ」は「左斜め前」に飛ぶでしょう。

狙い方が分からないとき。
ボールペンがペットボトルのフタと触れる場所を確認します。
「触れる場所」と「ペットボトルの中心」を線で結ぶと「ペットボトルの動く方向」になります。
ボールペンでペットボトルのフタを動かすときと同じことが「サッカーボール」でも起こります。

上の図は「ボールを飛ばす方向」を決める「サッカーおでん」の作り方を説明したもの
「サッカーおでん」というサイトの名前は、「ボールの扱い方」から生まれたものです。

「下の図」は「サッカーボール」と「白いボール」の組み合わせですが、ボールペンとペットボトルのフタに置き換えて考えても問題ありません。
正確に飛ばせなくても大丈夫なので、適当に実験してください。

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  • ボールペンを斜めにする

「下の図のニ」を試してください。
ボールペンの向きが斜めになっているだけで、「下の図のロ」と同じ内容になります。
「ボールペンが動く方向」は「左斜め前」で、「ペットボトルのフタ」も「左斜め前」に動きます。

「上の図ホ」は「上の図イ」と内容が同じになります。違うのはボールペンが斜めになっていることだけ。(上の図ハも左右が逆なだけで内容は同じ)

面白いのが「上の図ヘ」です。
「ボールペンが動く方向」は「左斜め前」なのに「ペットボトルのフタ」は「右斜め前」に飛ぶ。
本当でしょうか。実験しないと信じられませんよね。

しっかり狙うと「ペットボトルのフタ」が「右斜め前」に動きます。
ただし、「ペットボトルのフタの動き」は非常に小さくなります。

「ボールペンが動く方向が同じ」でも、「ペットボトルのフタのどこを触るか」で「飛ぶ方向」が変化します。
「ボールペンが動く方向」と「ペットボトルのフタの動き」が離れるほど、「勢い」が弱くなります。
「ペットボトルのフタの中心」を撃ち抜かなくても飛びますが、「威力」が弱い。

「下の図イからハ」の「ボールペンが動く方向」は全く同じですが、「ペットボトルのフタが飛ぶ方向」は全部違います。
このことから、「ペットボトルのフタの飛ぶ方向を決めるのはボールペンが動く方向ではない」ことが分かります。

もう一つ、面白いことが分かります。
「上の図ロ」と「上の図ホ」の「ボールペンが動く方向」は違いますが、「ペットボトルのフタが飛ぶ方向」は同じ。
他の組み合わせを確認しても同じことが言えそうです。
「上の図イ」と「上の図ヘ」も「ボールペンの動く方向」は違うのですが「ペットボトルのフタが動く方向」は同じです。
「上の図ハ」と「上の図ニ」も「ボールペンが動く方向」は異なるのに「ペットボトルのフタが飛ぶ方向」は同じ。

これらのことから、「ボールペンの動く方向が違っていても同じ方向にペットボトルのフタを飛ばせる」ことが分かります。

素晴らしい結果が得られたことに気付いているでしょうか。
上の話を「サッカー」に置き換えると、「蹴り足の動きはボールの飛ぶ方向を決定しない」となります。
また、「蹴り足の振り方が異なっていてもボールを同じ方向に飛ばせる」ことも分かります。
つまり、「蹴り足の振り方など、どうでも良い」

「何とかキックではボールがこの方向に飛ぶ」と考えるのは間違いということになります。
ここを勘違いしていると、サッカーが上手くなりませんよ。

「身体の使い方にこだわる人」は、「サッカーが下手」でしょうね。

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  • はずれているのに撃ち抜いていると勘違いする人

ボールペンでペットボトルのフタを飛ばす実験で、「ボールペンが動く方向はペットボトルのフタが飛ぶ方向を決定しない」ことが分かりました。
「下の図ロとホ」を見ると、「ペットボトルのフタは同じような動き」をします。
「下の図ロとホ」の違いは「ペットボトルのフタの中心を撃ち抜いているかどうか」だけ。
「ペットボトルのフタの中心を撃ち抜いている」のが「下の図ロ」で、「ペットボトルのフタの中心を撃ち抜いていない」のが「下の図ホ」です。

「ペットボトルのフタの中心を撃ち抜いていない」とは、「芯をはずす」という意味です。
意識して「芯をはずした」なら問題ありませんが、「芯を撃ち抜いたつもり」になっているなら大問題です。

「芯を撃ち抜かない動き」でも「ペットボトルのフタ」が飛んでしまうので、勘違いする人が増えるかもしれません。
「芯をはずしても飛んでくれる」のは「サッカーボール」も同じです。

「サッカーボールの芯を撃ち抜けない人」でも「ボール」を飛ばせるため、「芯がはずれている」のに「芯を撃ち抜いた」と勘違いする人もいます。
「勘違いしたまま」だと苦しいサッカー人生になるでしょう。(例、シュートが入らない、威力が無い等)

「芯を撃ち抜く」と「芯がはずれる」の違いを知るために、ボールペンでペットボトルのフタを飛ばしてください。
違いを一番理解しやすい「威力」で比べるといいでしょう。
「同じ力」で飛ばし、「動いた距離」で「強さの違い」を判断します。

何か目印になるものを準備してください。
ペットボトルのフタを置く場所(開始位置)と、フタが止まった場所(停止位置)が分かるようにしてください。
正確に比べなくても問題ないので、目で見て記憶するのもいいでしょう。

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  • 芯を撃ち抜く意味

ペットボトルのフタを同じ方向に飛ばします。

まずは、「下の図3」で、どこまで飛ぶか測定してください。
次に、「下の図2」で飛ばし、距離を記録します。
最後に、「下の図1」で驚くといいでしょう。

「私」が適当に実験したところ、「上の図3」が一番遠くまで飛びました。
「上の図2」は「上の図3の半分ぐらいの距離」
「上の図1」は動いたのか分からないぐらい動かない。

「同じ力」で「同じもの」を扱うのに「動く距離」に違いが出ました。
「芯がはずれている人(上の図2)」が「芯を撃ち抜ける人(上の図3)」と同じぐらい飛ばすのは大変。

「芯を撃ち抜ける」ようになってください。
指導者の中には「芯がはずれる蹴り方」を「芯を撃ち抜く蹴り方」だと教えることがあります。
これは「ミミズ(上の図1)をうなぎ(上の図2)と教えるようなもの」
勘違いすると自分が苦しみますからね。

「サッカーは苦しむために存在する」と考えているなら一人で勝手に苦しんでください。
周りを巻き込まず一人で苦労してくださいね。日本人選手の邪魔はしないでください。

ボールペンとペットボトルのフタで「芯を撃ち抜く大切さ」が理解出来ると思います。

「同じ力」でも「威力(距離)」に差が出る。

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  • リフティングは芯を撃ち抜く蹴り方か

「サッカー上達法」として「リフティング」を練習させる指導者もいるかもしれません。
個人で楽しむなら問題ありませんが、全体練習で行うのは意味が分かりません。
「ボールの芯をはずす蹴り方」でも「ボールは真上」に飛びますからね。
全ての技を見たわけではありませんが、「リフティングの基本は芯をはずすこと」でしょう。
「サッカーおでん」はおすすめしませんが、休み時間に楽しむ程度(息抜き)なら問題ないかもしれません。

「逆回転のシュート」を好むなら「リフティング」を行った方がいいでしょう。
「無回転やドライブシュート」を目指しているなら「リフティング」は避けた方がいいかもしれません。

自分が正しいと思うものを選んでください。
「サッカーおでん」は「リフティングをするとサッカー(シュート)が下手になる」と考えています。
「リフティングでサッカーが上手くなる」と思うなら自分の考えを優先してください。
サッカーでは選手の意見が優先されますからね。

「上の図ホ」を見て何か気付きませんか。
「リフティング」を行うときは「ボールに逆回転をかける」かもしれません。
「親指の付け根」等で「逆回転」させて「安定」させる。
「上の図ホ」のことですよね。(フタに触れる部分がつま先でボールペンの芯が出るところがかかと)

「逆回転のボール」を目指しているなら「リフティング」を続けてください。

3、身体のどこで蹴るかは関係無い

ボールペンとペットボトルのフタを使った実験では、「ボールペンの動きはペットボトルのフタが飛ぶ方向を決めない」ことが分かりました。
今度は「サッカーボール」で確認しましょう。
内容はボールペンのときと似たようなものになります。

「サッカーボール」と「つま先」で確認します。
「つま先」を選ぶのは、初心者でも比較的扱いやすいから。
「つま先」が難しいときは「手(指)」を使用しても問題ありません。

「つま先」や「指先」を痛めないように、ゆっくりとした動きで実験してください。
怪我に注意してください。

「ボール」は飛びやすいので転がすようにしてください。
「つま先」はどこが当たっても問題ありません。
ゆっくりとした動きを意識しましょう。
「蹴る足」は好きな方を選んでください。「右足」でも「左足」でも大丈夫です。

まずは「下の図ロ」のようにします。(ボールの芯を押し出す)
「蹴り足は前」に動き「ボールも前」に転がります。

次は「下の図イ」のように「ボール」を扱います。(ボールの左側を押します)
「蹴り足は前」に動きますが、「ボールは右斜め前」に動くでしょう。

最後に「上の図ハ」のように「ボール」を動かします。(ボールの右側を押し出す)
「蹴り足を前」に動かすのですが「ボールは左斜め前」に動きます。

「上の図イからハ」は「蹴り足の動かし方が全て同じ」です。
「蹴り足の動きは同じ」なのに「ボールが動く方向は違います」
この実験からも「ボールの飛ぶ方向を決めるのは蹴り足の動かし方ではない」ことが分かります。

  • 身体のどこで触るかは気にしなくても良い

今までの実験では納得出来ない人もいるでしょう。
「足の動かし方は同じ」でも「ボールを触る身体の部分が違うと考える人」もいるかもしれません。
「身体のどこで触るかも関係無い」ことを、より踏み込んだ実験で証明しましょう。

「扇風機」を扱うときに「何を意識する」か。
通常は「風の強さ」を考えるかもしれません。
「弱い風」が欲しいなら「弱」を、「中ぐらいの風」が良いなら「中」を、「強烈な風」を求めるなら「強」を選ぶでしょう。
「扇風機」を操作するときの「指」を変えても「風の強さ」は変化しません。

ここまでは簡単ですね。
もう少し簡単な話を続けましょう。
「扇風機」を「ボールペン」で操作をしても「手」で扱うときと「得られる結果は同じ」ですよね。
ここまで確認して「サッカーボール」の実験を始めます。

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  • ボールペンでサッカーボールを動かす

「つま先」だと「ボールに当たる部分」が変わるので「ボールペン」を使います。
ボールペンなら「毎回同じ場所が当たる」と考えていいでしょう。
では、実験を始めましょう。

「下の図ロ」のようにボールペンで「ボールの中心」を押してください。
「ボールペンは前」に動き「ボールも前」に転がります。

次は、「下の図イ」のように「ボールの左側」を触ります。
「ボールペンは前」に動くのですが「ボールは右斜め前」に動くでしょう。

最後に、「下の図ハ」のように「ボールの右側」を押し出します。
「ボールペンを前」に動かすのですが「ボールは左斜め前」に転がるでしょう。

この実験からも「蹴り足の動き(ボールペン)や身体のどこで触るか(ボールペン)はボールの動く方向を決定しない」ことが分かります。
ボールペンを使うことで「ボールに当たる場所の変化」を小さくしましたが、「つま先」で行った実験結果と同じになりましたね。
「身体のどこで触るか」を意識するのもいいですが、「ボールの扱い方」にも興味を持ってください。
「身体の使い方」にこだわりすぎると「能力」が制限されますからね。
「サッカーで苦しみたい」なら「ボールの扱い方」を覚えない方がいいでしょう。

  • どの指で押しても「強」は「強」

「扇風機」を扱うときは「どの指で押すか」を気にしませんよね。
なぜならば、「どの指で押すかは風の強さに影響を与えない」からです。
「サッカーボール」でも同じことが言えます。
「身体のどこで扱うかはボールの強さに影響を与えない」

例えば「強いボール」が欲しいとしましょう。
「扇風機」なら「強」を押すといいのですが「ボールの強いボタン」は見えません。
「ボールの強」は「ボールの芯を撃ち抜く」ことで生まれます。

「上の図ロとホ」が「ボールの強」になります。
「ボールの芯を撃ち抜く」と「強いボール」になりますからね。
「ボールの強」には「下の図1から13」があります。(細かく考えるなら他にもありますよ)

「赤い部分」が「ボールの芯(中心)」

「ボールの芯を含む組み合わせ」を選択することで「強いボール」が撃てるでしょう。
「シュートの強さ」は「ボールのどこを蹴るか」で決まります。
「身体のどこで蹴るか」は「シュートの強さ」に影響を与えません。
「ボールの芯を撃ち抜いている」なら「小さくゆっくりとした動作」でも「強烈なシュート」を撃てます。

「身体のどこで触るか」は関係無いことが伝わったでしょうか。
蹴りやすい方法を探すのは良いことなので、積極的に試すといいでしょう。
ただし、「ボールの芯を撃ち抜ける」ようになってから、「蹴りやすい身体の場所」を探してください。
「動作の美しさ」で決めるのもいいかもしれません。

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4、ボールのどこを触るかが大事

「蹴り足の動かし方」は「ボールの飛ぶ方向」を決めないので、「違う蹴り方」で同じ場所を狙うといいでしょう。
「特定の場所」に飛ばす蹴り方が「1つ」だけだと、「守る側が有利」になります。
「1つの蹴り方」を防げばいいのですから、守るのも楽になります。

「じゃんけん」で考えると理解しやすいでしょうか。
「攻撃方法」は「グー」、「チョキ」、「パー」があるのですが、選択出来るものが「1つだけ」だと対応が楽ですよね。
相手を観察することで「使用出来る武器」が分かります。
「グーしか出せない相手」なら、「パー」を出せば安全に勝てます。
「攻撃方法」が少ないと「守る側が有利」になる。

「最初の数回」は相手側の対応が遅れることもありますが、時間が経てば安定して守れるでしょう。(「攻撃方法」が複数あるなら、「守る側が不利」)
「じゃんけん」で「グー」しか使えない相手は怖くないですよね。
「試合」で「1つの蹴り方」しか選択出来ない選手も全く怖くない。
「グーしか使えない」ことに気付かれたら、相手に勝つのは難しい。

「次に何をするか分かる選手」は、簡単に守れます。
相手側の能力が高く点を取られることもあるかもしれませんが、通常は安定して守れるはずです。
「攻撃方法が1つしか無い」のは、未来が分かる相手と戦うようなもの。
「次に何をするか分からない選手」になってください。

「相手の守備を無効にするシュート」を習得するために「蹴り足の動かし方」を変えても同じ場所に飛ばせるようにしてください。
「ボールが飛ぶ方向はボールのどこを触るかで決まる」ので、「3つの足の振り方」を試すといいです。

  • 蹴り足を前に振る
  • 蹴り足を蹴り足側に振る
  • 蹴り足を軸足側に振る

「蹴り方が1つしか無い選手」は、「シュート動作」を見てから守備を行っても十分間に合います。
「蹴り方が1つしか無い選手」の「キックフェイント」は存在しないのと同じ。
「普段の蹴り方とは違うからフェイントですよね」と指摘したくなります。

「足の振り方でボールの飛ぶ方向を特定出来る相手」から「ボールを奪う」のは簡単なこと。
毎回成功するとは限りませんが、高い確率で相手を圧倒出来るでしょう。
「分かりやすい相手」に「ボールを持たせる」ことを「攻撃の始まり」にするのもいいです。
「上手い選手にだけ圧力(プレッシャー)」をかけて「分かりやすい選手」がボールを持つように相手チームを操作する。
そして、ボールを奪い一気に点を取る。

「誰にボールを持たせるか」をチーム全体で共有出来ていると戦いが楽になります。
話し合いをしなくても「狙いやすい獲物」が伝わるチームは強いでしょうね。
「美味しい獲物」は「次の行動が分かりやすい選手」

経験者ほど「獲物になりやすい」かもしれませんね。
初心者は何をするか分かりませんから。
味方まで混乱させることもあります。(私のことですよ)

5、身体の使い方にこだわると能力が制限される

「身体の使い方」にこだわると「能力」が制限されます。
一番理解しやすいのが「シュート」の場面。
「斜め前」に走りながら「シュート」を撃つとき、「狙える場所」がいくつあるか。
「ゴールの左側」、「ゴールの真ん中」、「ゴールの右側」の中から選択出来る場所はいくつありますか。
「横」にドリブルしながら「シュート」を選択するとき、「狙える場所」はあるでしょうか。

「身体の使い方」にこだわる人は「軸足の向き」や「蹴り足の振り方」に制限があるでしょう。
例えば、「軸足のつま先」を「ボールを飛ばしたい方向」に向ける場合、「狙いたい場所に向かって走る(下の図3)」ときは問題ありませんが、「身体が進む方向」と「ボールを飛ばしたい場所」が違うと苦労します。(下の図1や2)

「制限が無い選手」なら「シュートを選択出来た場面」でも、「制限がある」と他の選択肢しか選べない。(ドリブルで相手ゴール近くまで侵入したが斜めに飛ばせないため外側に追い込まれ相手ボールになる等)

「アウトサイド」でドリブルしている状態から「シュート」を選択出来るか。
「シュート」が枠内に飛ぶか。
「蹴り足側に逃げるボール」を撃ち抜けるかで「選手の能力」が判断出来るでしょう。

「制限がある選手」は「シュートを選択出来る場面が少ない」ので、「守備」でも不利になります。
「自分が撃てない場面」は「相手も撃てないだろう」と考えてしまうので「守備が遅れる」ことが多いです。
「撃てるとは思わなかった」ということがないように、「守備が中心の選手」も「シュート能力」を磨く必要があります。

「シュートを撃てる場面」を知っていると、「守備」も楽になりますからね。

「守備側の集中力が切れた」、「油断していた」と言われる場面が発生するのは、「守備側の攻撃能力」が原因かもしれません。
「守備側が油断せず集中している状態」でも、「何も出来ない」ことがあります。
「攻撃側の能力が守備側のはるか上」だと「見送るだけ」しか出来ません。

「自分の基準」で判断してしまうと「一瞬」で点を奪われる。
守備をするときは自分の基準ではなく相手の基準で考える必要があります。
「相手の基準を毎回確認するのは大変」なので、「自分の基準を高める」といいでしょう。
一度高めてしまえば判断を誤ることは無いでしょうからね。
強い相手と戦うときに備えて、守備側も攻撃力を向上させる必要があります。

「自分の基準」で判断すると「一瞬」で点を奪われる例。
「シュートを撃つときは分かりやすい予備動作が発生する」と考える人は、「予備動作の無いシュート(ノーモーションシュート)」で簡単に点を取られます。
「私」が「シュート」を撃ったとき、「守備側は集中していた」のですが「簡単」に点を取られた。
「予備動作が無いからシュートを撃たない」と「間違った判断」をしてしまった。
「自分の基準」で考えたため、「私の得点」を簡単に許してしまった。
「集中している人」でも、「想像出来ない攻撃」には対応出来ません。

「予想を超える攻撃」には周りの反応も遅れてしまう。
皆でボールを見つめる時間があってから、「反応」が出る。
一瞬、静かになるのが良いですね。

「自分の基準」を上げてください。
「攻撃だけでなく守備」でも役立ちます。
「予備動作」をフェイントに使えるようにしてください。

6、偉大な選手は特別なことはしていない

「偉大な選手」は「特別な何か」を持っていると考える人もいるかもしれません。
実は「普通のこと」しかしていません。
「偉大な選手」は「特別なこと」はしていません。

「偉大な選手」が「特別なことをしていないはずがない」と考える人もいるでしょう。
「普通のこと」しかしていませんよ。

計算で説明すると伝わりやすいでしょうか。
機械を使わずに「おつり」を計算するのは「特別ではない」ですよね。
「簡単な計算」を「頭の中で行う」ことは驚くことではありません。
しかし、「計算が苦手な人」から見たら「特別な才能」があると思われるでしょう。
「かけ算(九九)」を覚えている人は、覚えていない人に比べて計算が早い。

日本人にとって「かけ算」を覚えることは特別ではないですよね。

「偉大な選手」が「特別なこと」をしているように見えるのは、「覚えていないもの」があるからです。
「難しい場面」でも「偉大な選手」が結果を出せるのは、基本的な部分を習得しているから。
「全てのこと」を覚えているわけではありません。

「かけ算(九九)」で説明するなら、「九の段」まで覚えているのが「偉大な選手」(ゼロの使い方も覚えているものとする)
「一の段」や「二の段」までしか覚えていないのが、「普通の選手」

「九の段」まで覚えたら、数字のケタが増えても問題ありませんよね。
「偉大な選手」は全ての問題を覚えているのではなく、必要なものを習得しているから「難しい場面」でも問題無く戦えます。
「九の段」まで覚えているなら「二千十八の段」を知らなくても問題ありませんよね。
「必要なもの」を組み合わせることで「難しい場面」でも点を取ることが出来る。

「上の図」には「サッカー選手が覚えたい蹴り方」が描いてあります。
「インステップキック」を覚えている人でも、上にある全てを知らないかもしれません。
「インステップキック」を「1つだけ」覚えても問題ありませんが、「習得した技術」を磨いていないなら、「怖い選手」にならないでしょう。
「一般的なインステップキック」は「正面側のゴール正面」になるでしょうか。
「残り8種類」ありますよね。

「足を正面側に振りゴール正面」に飛ばす「インステップキック」だと、「ドリブルからのシュート」が苦手になるはずです。
「足を振る方向」と「ボールを飛ばす方向」が同じだと強烈なシュートを撃てますが、相手の守備があるので無理でしょうね。
「ドリブルで相手を抜く」とき、「ボールがゴールから遠ざかる」ことがあります。
この時点で「シュート」は難しくなります。
「相手の股」を抜いて「ボールの動く方向」を「ボールを飛ばしたい方向」に合わせたとしても、「正面にしか飛ばせない」ので「キーパーへのパス」にしかならないでしょう。

「一の段」だけで戦おうとするのは「賢いとは言えない」
「偉大な選手」を「凄い」と思えるのは、「自分が持っていない能力」を見つけたから。
「偉大な選手」から「サッカーが上手くなる秘訣」を学んでください。
「シュート技術」が足りないなら、「蹴り足の逃し方」を覚えるといいです。

「試験」では「何の段」が出るか分からないので、「九の段」まで全て覚えるといいでしょう。
「蹴り足を前に振る」、「蹴り足を蹴り足側に振る」、「蹴り足を軸足側に振る」を習得してください。
「シュート能力」が大幅に上昇するはずです。

余裕がある人は「11かける11」や「12かける12」、「ラボーナキック」等を覚えるといいでしょう。

7、成功から始まる縁起の良い技術で魔法を手に入れよう

「九九」を知らない人からは、「頭の中で計算する行為」は「魔法」のように見えます。
「魔法」のように思えたものも、「仕掛け」が分かると印象が変わりますよね。
「タネが分からない手品」は「魔法」に見えるが、「やり方」が分かれば驚かない。

「偉大な選手」が使う「特別では無い技術」を覚えてください。
「普通の技術」を磨いて「魔法」を手に入れましょう。

「成功から始まる縁起の良い技術」で「周りを圧倒する魔法」を覚えるといいでしょう。

タネが分からない手品は魔法のように見える。技術を磨いて魔法を手に入れよう。

2018年3月27日公開。追加組

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おでん式(日本式)キックメニュー

頭の使い方の確認
身体の扱い方の確認
心を守る不思議な魔法
サッカー上達法の確認
シュート編

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自己紹介

はじめまして、「サッカーおでん」の竹串です。日本がW杯最多優勝国になるために、「サッカーおでん」を作りました。日本人の高い身体能力を活かす技術を習得しませんか。

「サッカーおでん」はシュート技術を専門に扱うサイト。


独り言

  日本代表には、いつも笑っていて欲しい。
  サッカーおでんは、日本代表と日本人選手を応援しています。

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装飾を修正。2024年2月6日。
引っ越しに関する文章を消した。2023年5月15日。
サーバー引っ越し。影響は無いはず。2023年3月12日。
2022年8月30日。サッカーおでんのゲームを追加
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2024年2月6日。

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