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おでん式(日本式)アウトサイドキック確認法

目次
1、おでん式(日本式)アウトサイドキックを習得済みか確認
2、ボールに自分の能力を教えてもらう ボールの反応で調べる
3、横の回転、アウトサイド系の回転とインサイド系の回転 横の回転を試す
4、芯をはずす技術の確認 技術の確認
5、縦の回転をかける 面白い縦の回転
6、インステップキックとアウトサイドキックは違う蹴り方か 違う蹴り方なのか
7、2つの技術を繋ぐアウトサイド。芯を撃ち抜く、芯をはずす 大切な2つの技術

目的
おでん式(日本式)アウトサイドキックを習得出来たか確認する
理由
自分の能力を知り、自信と新しい考え方を手に入れるため

最終更新:2015-01-22 公開:2015-01-22

1、おでん式(日本式)アウトサイドキックを習得済みか確認

  • 習得出来たか確認する

「おでん式(日本式)アウトサイドキック」を習得出来たか確認します。
実際にボールを蹴ってみて、何が出来て何が出来ないかを確認しましょう。
自分の能力をしっかりと知ることが、サッカーをより楽しむために必要になってきます。

サッカーでは、ボールが常に正しい。人が間違うことはあっても、ボールは間違わない。
ボールは常に正しいので、「おでん式(日本式)アウトサイドキック」を習得出来たか、サッカーボールに判断してもらいます。
自分の能力をボールに聞くことは、とても大切なことです。
ボールは言葉を話すことは出来ませんが、考えはしっかりと伝えてくれます。
ボールの感情を読み取って、自分の能力の高さを知るといいでしょう。

2、ボールに自分の能力を教えてもらう

  • ボールが先生(全キック共通)

ボールを蹴るとボールが動きます。ボールが動いているときの回転に注目してください。
ボールの回転から、今の自分の能力を知ることが出来ます。
ボールの回転には、「縦の回転」と「横の回転」があります。
「縦の回転」には、ボールが前に進む回転(下の図2)と、後ろに戻る回転(下の図8)があります。
前に進む回転(下の図2)は、ドライブシュートが有名です。
後ろに戻る回転(下の図8)は、サッカー経験者がよく使うボールの回転です。

横の回転が、時計回りの(イ)、横回転が無い(ロ)、反時計回りの(ハ)の3つ。
縦の回転が、前に進む回転(ニ)、縦回転が無い(ホ)、後ろに戻る(ヘ)の3つ。
丸はボール。灰色の矢印はボールの飛んでいく方向。青と赤の矢印はボールの回転を表す。
数字が付いている矢印は、縦の回転と横の回転を組み合わせたときのボールの回転。

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  • 色々な回転(全キック共通)

ボールの芯を撃ち抜くと、無回転(下の図5)になります。
横回転には、インサイド系の回転と、アウトサイド系の回転があります。
インサイド系の回転とは、インサイドで蹴ったときにかかりやすい回転のこと。
右足なら反時計回り(下の図ハ系統。3、6、9)、左足なら時計回り(下の図イ系統。1、4、7)
アウトサイド系の回転とは、アウトサイドで蹴ったときにかかりやすい回転のこと。
右足なら、時計回り(下の図イ系統。1、4、7)、左足なら反時計回り(下の図ハ系統。3、6、9)

上の図の回転の説明。
(1)、右に曲がりながら落ちる。コースを狙ったシュートやフリーキックで活躍。
(2)、枠の上にはずれたと思ったのに入る。浮き玉や流れの中で使いたい。フリーキックでも活躍。
(3)、左に曲がりながら落ちる。コースを狙う場合やフリーキックで活躍。
(4)、右に曲がる魅力的な回転。シュートやゴール前の味方へのパスに使うと面白い。
(5)、無回転。これが出来れば他の回転も使えるだろう。最終目標。
(6)、左に曲がる魅力的な回転。シュートやゴール前の味方へのパスに使うと良い。
(7)、日本語サッカーが上手な人が使う回転。「おでん式(日本式)キック」では、この回転にならない。
(8)、ボールが穏やかに飛ぶ。対戦相手にも優しい回転。
(9)、日本語サッカーが上手な人が使う回転。「おでん式(日本式)キック」では、この回転にはなりません。
上で説明した場面以外でも活躍します。

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  • 気をつけること(全キック共通)

(7)と(9)の回転には注意してください。
日本語サッカーでは理想の回転ですが、「おでん式(日本式)キック」では好ましくない回転です。
「おでん式(日本式)キック」を使うなら、(7)と(9)の回転は避けましょう。
サッカー経験者が「おでん式(日本式)キック」を習得するときは少し大変かもしれません。
最初に覚える蹴り方が「おでん式(日本式)キック」なら問題ありません。日本語サッカーを先に覚えている人は、(7)と(9)の回転に注意してください。
「おでん式(日本式)キック」では、上の図(7)や(9)の回転はかかりません。
上の図(7)や(9)の回転になる場合は、日本語サッカーの蹴り方になっています。

  • これから覚える回転を確認する(全キック共通)

今の自分が、どの回転を使うことが出来るか、しっかりと確認しておきましょう。
得意な回転と、まだ得意ではない回転があると思います。
得意な回転を増やしていきましょう。

「おでん式(日本式)アウトサイドキック」を覚えていれば、上の図の(1)から(4)と、(6)の回転を使えるはずです。
どの回転を使えるか、ボールに聞いてみましょう。
利き足も、そうでない足も、「おでん式(日本式)アウトサイドキック」を覚えているか確認してください。

「おでん式(日本式)アウトサイドキック」では、上の図(5)と(8)の確認を除いてあります。
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」では「横の回転」に注目するといいでしょう。
(5)と(8)の回転は他の蹴り方の方が使いやすいため、「おでん式(日本式)アウトサイドキック」で確認しなくても問題ありません。

3、横の回転、アウトサイド系の回転とインサイド系の回転

横の回転を確認します。横の回転には、インサイド系とアウトサイド系の回転があります。
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」では、アウトサイド系の回転に気をつけるといいでしょう。
インサイド系の回転を試すと、面白いことになると思います。

アウトサイド系の回転をかける

  • アウトサイド系の回転をかける

ボールに回転をかけます。「勝手に回転がかかる」のではなく、「自分の意思で横回転をかける」ようにしましょう。
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」で、アウトサイド系の回転をかけてみましょう。
右足で蹴るなら時計回り、左足で蹴るなら反時計回りになります。
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」でアウトサイド系の回転をかけたとき、下の図の(1、3、4、6)になったら成功です。
下の図(7)と(9)の回転になる場合は、「おでん式(日本式)アウトサイドキック」ではない蹴り方になっています。
(7)と(9)の回転は点をとるのが難しくなるので、出来れば使わない方がいいでしょう。

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  • 成功の場合

右足で蹴る場合
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」で、下の図(1)か(4)になれば成功です。
左足で蹴る場合
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」で、下の図(3)か(6)になれば成功です。

利き足でアウトサイド系の回転をかけることが出来たら、今度は逆の足でも試してみましょう。
両足でアウトサイド系の回転をかけることが出来るかを確認します。

回転をかけることが出来たら、アウトサイド系の回転は合格です。

  • アウトサイド系の回転がかからない場合

アウトサイド系の回転がかからない場合、足の当て方を工夫するといいでしょう。
アウトサイド系の回転をかけるためには、ボールの芯をはずす必要があります。
右足ならボールの左側を蹴ります。左足ならボールの右側を蹴るといいでしょう。

ボールの回転が(7)か(9)になる場合
ボールの回転が(7)か(9)になる場合は、ボールを蹴るときにボールの下の部分を蹴らないようにしましょう。
(7)と(9)の回転になるのは、足首がボールに当たる前に、他の部分(小指等)がボールに当たっているからです。
外くるぶし(下の図右の2)をボールに当てるように蹴るといいと思います。
蹴り足を内股にして蹴るのも良いと思います。
ドリブルからのシュートを強力なものにするためにも、足首でしっかりとボールを蹴ることが出来るようにしましょう。

左の図。左ではないが左とする。

右の図。右ではないが右とする。

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インサイド系の回転をかける

アウトサイドキックで、インサイド系の回転をかけます。
アウトサイドキックでインサイド系の回転をかけることは可能なのか。
答えは、可能です。
しっかりとインサイド系の回転をかけるなら、別の蹴り方を使う方がいいかもしれません。

「おでん式(日本式)アウトサイドキック」で、インサイド系の回転をかけると面白いことになります。
アウトサイドキックで、インサイド系の回転をかけてみましょう。
右足で蹴る場合
下の図(3)か(6)になります。
左足で蹴る場合
下の図(1)か(4)になります。

  • アウトサイドキックでインサイド系の回転をかける

アウトサイドキックで、インサイド系の回転をかけることが出来たでしょうか。
インサイド系の回転をかけようとすると、不思議なことが起こりませんか。
「おでん式(日本式)キック」は、足首でボールを蹴ります。
アウトサイドキックでインサイド系の回転をかけようとすると、「足の甲」がボールに当たると思います。「足の甲」以外にも、「足首の真ん中」が当たることもあるでしょう。
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」でインサイド系の回転をかけようとすると、「足首の真ん中」や「足の甲」がボールに当たる。
「足首の真ん中」や「足の甲」を使う蹴り方は「おでん式(日本式)インステップキック」。
「足首の真ん中」や「足の甲」でインサイド系の回転をかけても問題ないのですが、この蹴り方はアウトサイドキックと呼べるのか分かりませんよね。

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  • 外くるぶしでインサイド系の回転をかける

「足首の真ん中」や「足の甲」でボールを蹴らないように、外くるぶしを使ってインサイド系の回転をかけようとすると、試合で使えるか分からない不思議な蹴り方になります。
試合中に使うかどうかは別として、アウトサイドキックでインサイド系の回転をかけることは可能だといえそうです。

  • アウトサイドキックでインサイド系の回転をかける意味

アウトサイドキックでインサイド系の回転をかけようとすると、インステップキックのようになることが分かりました。
インステップキックにならないように工夫すると、試合で使えるか分からない不思議な蹴り方になります。
「おでん式(日本式)キック」は、歩く動作に近い蹴り方を目指しています。
そのため、試合で使えるか分からない不思議な蹴り方は選ばない方がいいでしょう。
不思議な蹴り方を使わないなら、インステップキックのような蹴り方を使うことになります。

「おでん式(日本式)アウトサイドキック」でインサイド系の回転をかけようとすると、「おでん式(日本式)インステップキック」になるのは素晴らしい発見です。

インステップキックとアウトサイドキックは、同じ蹴り方なのではないか。
インステップキックとアウトサイドキックを分ける考え方は、ボールをより上手に扱うための障害になるのではないか。
今まで当たり前だと思っていた考え方を、見直すきっかけになるかもしれません。
インステップキック、インサイドキック、アウトサイドキック。「サッカーおでん」では3つの蹴り方を扱っていますが、3つに分けることで本来のキックの能力を制限しているかもしれません。

蹴り方を分けて教えることが選手にとって本当に良い方法なのか、考え直すきっかけになるのではないでしょうか。
インステップキック、インサイドキック、アウトサイドキックは、一つのキックとして扱う方がいいのかもしれない。

4、芯をはずす技術の確認

  • コマのようにボールを回転させる

芯をはずす技術を習得していれば、強烈な回転をかけることが出来ます。
「ボールに回転をかけて動きに変化を出す」というよりは、「ボールに回転をかける技術の確認」になります。
コマのようにボールを回転させます。
ボールの芯をはずして蹴ることで、ボールに回転をかけることが可能になります。
ボールに横の回転をかけます。
出来るだけボールが飛んでいかないように回転をかけましょう。
アウトサイド系の回転だけで大丈夫です。
ボールに強烈な回転をかけることが出来れば、「ボールの芯をはずす技術」を習得出来ているでしょう。

ボールに強い回転をかけるときは、蹴り足の膝を伸ばすといいと思います。
ボールに回転をかけるのになれてきたら、蹴り足の膝を変化させながら蹴るといいでしょう。
「ボールの芯をはずす技術」は、サッカーで大切な技術の一つなので絶対に習得しましょう。

5、縦の回転をかける

縦の回転には、下の図(2)と下の図(8)の回転があります。(無回転は除く)
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」では、下の図(2)の回転だけ確認します。
(5)や(8)の回転は難しいため、アウトサイドキックでは扱いません。
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」で(2)の回転をかけることが出来るか確認しましょう。

歩くように蹴り足を出せば、上の図(2)の回転をかけることが出来ます。
(2)の回転をかけるときに、「足首の真ん中」が当たっても問題ありません。
外くるぶしで(2)の回転をかけてもいいですし、「足首の真ん中」でかけても良い。
細かいことは気にせず蹴るといいでしょう。
アウトサイドキックで縦の回転をかけるのは難しいので、(2)の回転をかけることが出来れば、縦の回転は合格になります。
縦の回転が出来なくても問題ありません。出来たら自信がつくと思ってください。

6、インステップキックとアウトサイドキックは違う蹴り方か

インステップキックで調べると、「足の甲で蹴るキック」と出てきます。
アウトサイドキックを調べると、「足の甲(足首)の外側で蹴るキック」と出てくるようです。
インステップキックとアウトサイドキックが同じかどうか、調べてみましょう。

「ボールを当てる場所」、「蹴り足の状態(斜めかどうか等)」、「蹴り足の足首の位置」で観察してみます。

  • インステップキックもアウトサイドキックも「足の甲」で蹴る場合

インステップキックを「足の甲」で蹴るキックとしましょう。アウトサイドキックも「足の甲の外側」で蹴るとすると、両方とも「足の甲」で蹴る蹴り方になります。
二つの蹴り方の違いは、「足の甲」の「どこで蹴るか」になります。
「足の甲」なのか、「足の甲の外側」なのか。
「足の甲」も「足の甲の外側」も、同じ「足の甲」ではないか。
インステップキックもアウトサイドキックも、同じ「足の甲で蹴るキック」で良いのではないかと考えてしまいます。
インステップキックもアウトサイドキックも、「足の甲」を使う蹴り方。(ア)

  • インステップキックもアウトサイドキックも「足首」で蹴る場合

「おでん式(日本式)インステップキック」は、「足首」でボールを蹴ります。
インステップキックを「足首」で蹴るキックとしましょう。
アウトサイドキックが「足首の外側」で蹴るキックとしたとき、インステップキックもアウトサイドキックも「足首」で蹴るキックになります。
インステップキックもアウトサイドキックも、「足首」を使う蹴り方。(イ)

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  • 蹴り足を斜めにしてもインステップキック

インステップキックで調べると、面白いことが分かります。
足のどこで蹴るか(足の甲か足首か)は別として、インステップキックは斜めにして蹴るそうです(下の図1や8)。
インステップキックは足首を伸ばして蹴るために、そのまま足を振ると地面を蹴ってしまう。これは「足首を伸ばしたこと」で、蹴り足を動かすのに必要な空間が大きくなるため。
「足首を伸ばした空間」を作り出すために、インステップキックを使うときは身体を斜めにして蹴るとよいそうです。
これは、大発見。とても大切な情報です。

右足で蹴る動きは(1)から(4)、左足は(5)から(8)。
「右側」、「左側」とは、蹴る人から見たもの。
(A)から(C)は、蹴る瞬間のボール(水色)と蹴り足(灰色)の位置関係を描いたもの。
(A)は、蹴り足の足首が蹴り足の膝よりも右側にあるキック。右足なら(1)、左足なら(5、6)。
(B)は、蹴り足の足首が蹴り足の膝と同じ位置にあるキック。右足なら(2)、左足なら(7)。
(C)は、蹴り足の足首が蹴り足の膝よりも左側にあるキック。右足なら(3、4)、左足なら(8)。
(3)と(5)は、蹴り足と軸足を離しても良い。

蹴り足を斜めにするインステップキック(上の図1と8)も、蹴り足を真っ直ぐ振るインステップキック(上の図2と7)も、インステップキックと呼ばれています。
蹴り足を真っ直ぐ振るインステップキック(上の図2と7)は難しいため、蹴り足を斜めにするインステップキック(上の図1と8)を教える人が多いようです。

「蹴り足を斜めにしても、インステップキックはインステップキックである」といえそうです。
「蹴り足を斜めにしてもインステップキックはインステップキックである」ならば、「蹴り足の角度(地面に垂直か斜めか等)」は蹴り方の名前の決定に影響がないことになります。
蹴り足が斜めになっていても、インステップキックはインステップキックである。(ウ)

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  • 蹴り足を斜めにしたアウトサイドキック

アウトサイドキックの説明を読むと、他の蹴り方と違い、斜め前にボールが飛ぶと書いてあることが多いようです。
蹴り足を斜めにしないアウトサイドキックと、蹴り足を斜めにするアウトサイドキックがあります。
蹴り足を斜めにして蹴ったとしても、アウトサイドキックはアウトサイドキックでしょう。
これは、インステップキックも同じでした。蹴り足の角度に関係なく、アウトサイドキックはアウトサイドキックです。
蹴り足を斜めにして蹴るアウトサイドキックも、歩くように蹴り足を真っ直ぐ振るアウトサイドキックも、同じアウトサイドキックです。

「蹴り足を斜めにしても、アウトサイドキックはアウトサイドキックである」といえそうです。
「蹴り足を斜めにしてもアウトサイドキックはアウトサイドキックである」ならば、「蹴り足の角度(地面に垂直か斜めか等)」は蹴り方の名前の決定に影響がないことになります。
蹴り足が斜めになっていても、アウトサイドキックはアウトサイドキックである。(エ)

  • 蹴り足と軸足の位置関係で蹴り方の名前が変わるのか

上の図を見てください。
上の図(1)と(8)は、インステップキックと呼ばれる蹴り方です。
この蹴り方の蹴り足の足首の位置を観察すると、最初は「軸足の膝よりも後ろ」にあり、ボールを蹴った後は「軸足の膝よりも前」にあります。
蹴り足の足首が、軸足の膝の前でも後ろでも同じインステップキックと呼ばれています。
蹴り足の足首の位置で、蹴り方の名前が変わらないことが分かります。
蹴り足の足首の位置が変わっても、インステップキックはインステップキックである。(オ)

今度は上の図(3、4)と(5、6)を見てみましょう。
足の形はアウトサイドキックになっています。(3)と(5)は蹴り足が軸足より前。(4)と(6)は蹴り足が軸足よりも後ろにあります。
(3)と(5)は、アウトサイドキックと呼ぶ人が多いでしょう。
(4)と(6)は、ラボーナと呼ぶ人が多いと思います。
蹴り足の足首の位置で、アウトサイドキックは呼び方が変わるかもしれない。(カ)
(ラボーナはインステップキックと同じ場所で蹴ると書いてあるサイトを見つけることが出来ます)
ラボーナがアウトサイドキックかインステップキックなのかは考えません。

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  • 細かいことは気にしないインステップキック

上の図(1と8)はインステップキック。(2と7)もインステップキック。
(2と7)の状態から、蹴り足を斜めにしたものが他の蹴り方。
(1と8)のように、蹴り足を斜めにしてもインステップキックであるならば、(3と5)も斜めにする方向が違うだけのインステップキックではないだろうか。(4と6は除いて考える)
軸足から離れるように蹴り足を斜めにしてもインステップキックとして扱われるなら、逆の方に傾けてもインステップキックとして扱っても良さそうだ。
斜めにする方向が違うだけで、アウトサイドキックはインステップキックと同じだろう。
アウトサイドキックは、もう一つのインステップキックなのかもしれない。

蹴り足を斜めにしてもインステップキックとして扱うところを見ると、インステップキックは細かいことを気にしないのかもしれない。
上の図(3と5)ように蹴り足を斜めにする方向が逆でも、インステップキックはインステップキックとして認めてくれそうだ。

「蹴り足を斜めにする」蹴り方なら、インステップキックもアウトサイドキックも同じと言っても良いかもしれないが、「蹴り足を斜めにしない」蹴り方ならどうなのか。

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  • 蹴り足を斜めにしない蹴り方。蹴り足を縦に振る

「おでん式(日本式)キック」では、上の図(2)や(7)のように、蹴り足を縦に振るインステップキックも使えました。
アウトサイドキックでも、(2)や(7)のような蹴り方が出来ます。
下にある図を見てください。下の図は、ボールの回転を説明したものです。
下の図の(2)の回転をアウトサイドキックで使うときは、蹴り足を縦に振ると良い。
「おでん式(日本式)アウトサイドキック」で縦の回転をかけると、面白いことが起きます。
アウトサイドキックで蹴っているのに、ボールが当たる場所は完全にインステップキックと同じになります。(アウトサイドキックでインサイド系の回転をかけたときと同じですね)
「足の甲の外側」ではなく、「足の甲」で蹴るアウトサイドキックになります。
「ボールを当てる場所」も「蹴り足の状態」も「蹴り足の足首の位置」も完全に同じ。(キ)

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  • アウトサイドキックは存在するのか

インステップキックとアウトサイドキックを、「ボールを当てる場所」、「蹴り足の状態(斜めかどうか等)」、「蹴り足の足首の位置」で比較。(ア)から(キ)は、比較して得られたもの。
(ア)インステップキックもアウトサイドキックも、「足の甲」を使う蹴り方。
(イ)インステップキックもアウトサイドキックも、「足首」を使う蹴り方。
(ウ)蹴り足が斜めになっていても、インステップキックはインステップキックである。
(エ)蹴り足が斜めになっていても、アウトサイドキックはアウトサイドキックである。
(オ)蹴り足の足首の位置が変わっても、インステップキックはインステップキックである。
(カ)蹴り足の足首の位置で、アウトサイドキックは呼び方が変わるかもしれない。(ラボーナをアウトサイドキックとした場合。ラボーナを除いて考えると呼び方は変わらない)。
(キ)「ボールを当てる場所」も「蹴り足の状態」も「蹴り足の足首の位置」も完全に同じ。

(ア)から(カ)まで使う
「ボールを当てる場所」
(ア)と(イ)より、インステップキックとアウトサイドキックも、当てる場所が同じなので同じキック。
「蹴り足の状態(斜めかどうか等)」
(ウ)と(エ)より、インステップキックとアウトサイドキックは同じ(蹴り足を真っ直ぐにする蹴り方と斜めにする蹴り方等)。
「蹴り足の足首の位置」
(オ)と(カ)より、インステップキックもアウトサイドキックも、足首の位置で呼び方の変化はないので同じキック。(ラボーナは除いて考える)
(キ)を使う
インステップキックもアウトサイドキックも同じもの。

上の結果から、インステップキックとアウトサイドキックは、同じものと考えていいでしょう。
「おでん式(日本式)キック」では、インステップキックもアウトサイドキックも一つのキックとして扱います。
両方とも「足首」で蹴るキックなので、「足首で蹴る方法」と考えるといいでしょう。

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お遊び
下の図(1)と(8)はインステップキック。この蹴り方をしようとしたら芝が動いた。
選手は地面に倒れている。蹴り足が上にあり、軸足が地面に近い側にあるとしよう。
地面に横になりながらボールを蹴った場合でも、このときの蹴り方はインステップキックなのか。
もちろん、インステップキックだろう。
では、逆の場合はどうだろうか。

選手が地面に倒れている。軸足が上にあり、蹴り足が地面に近い場所にある。
地面に横になりながらボールを蹴る。このときの蹴り方は何と呼べばいいか。
もし、インステップキックと答えたら、頭が柔らかい人だろう。
もし、アウトサイドキックと呼んだなら、真面目な人だろう。

地面に横になりながら、上の図(1)と(8)のようなインステップキックを使ったとき、蹴り足が上にあるかでキックの名前が変わったら大変だ。
多くの人は、このようなことは考えないと思う。
でも、私は考えてしまう。地面に寝た状態でインステップキックを使ったらどうなるのか。
もし、蹴り足が上でも下でも「同じインステップキック」なら、「インステップキックもアウトサイドキックも同じ」になってしまい、私は不安になる。
蹴り足が上ならインステップキックで、蹴り足が下ならアウトサイドキックならば、私は安心するが、そう答えた人が心配だ。

似ているものを比べるときは、違いを大きくしたものから考えると分かりやすい。
「蹴り足が斜め」と「蹴り足が真っ直ぐ」だから難しい。
「蹴り足が横」と「蹴り足が真っ直ぐ(縦)」を比べると、理解しやすいはず。
アウトサイドキックを使うときに、蹴り足を斜めではなく横にしたら、蹴り足が下にあるインステップキック。
インステップキックを使うとき、地面に寝ながらボールを蹴れば、蹴り足が上にあるアウトサイドキック。
考えるほど時間が奪われていくので、お遊びはここでおしまい。

7、2つの技術を繋ぐアウトサイド。芯を撃ち抜く、芯をはずす

  • アウトサイドキックを使いこなすために必要な2つの技術

ボールを上手に操るためには2つの技術が必要です。
「ボールの芯を撃ち抜く技術」と「ボールの芯をはずす技術」。
この2つの技術を習得すれば、ボールと仲良くなることが出来ます。
アウトサイドキック確認法で扱った技術は、「ボールの芯を撃ち抜く技術」と「ボールの芯をはずす技術」です。
ボールを遠くまで飛ばすために必要なものが「ボールの芯を撃ち抜く技術」です。
アウトサイドキックはボールを飛ばすだけでなく、ボールを飛ばさないためにも必要です。
シュートに必要な「ボールの芯を撃ち抜く技術」はここまで。
ドリブル、トラップ等で活躍する「ボールの芯をはずす技術」は、ドリブル、トラップで扱います。

「ボールの芯を撃ち抜く技術」と「ボールの芯をはずす技術」を繋げるのが、アウトサイドキックです。
シュートやパスといった場面で使う「ボールの芯を撃ち抜く技術」の紹介はここで終わりです。
ここまでこれたら、「ボールの芯を撃ち抜く技術」を習得出来ていると思います。
「ボールの芯を撃ち抜く技術」をより輝かせるために、「ボールの芯をはずす技術」を手に入れましょう。

ボールを上手に扱うためには2つの技術が必要。
この2つの技術を上手に学ぶことが出来るのがアウトサイドキック。
大切な技術を習得し、素晴らしい選手になろう。

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アウトサイドキックメニュー

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2015年1月22日公開。初期組

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自己紹介

はじめまして、「サッカーおでん」の竹串です。日本がW杯最多優勝国になるために、「サッカーおでん」を作りました。日本人の高い身体能力を活かす技術を習得しませんか。

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