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目次
1、ボールに番号をつける。 説明をしやすくするため
2、ボールの反応を調べる、下編 下の部分を触ったときのボールの反応を調べる
3、ボールの反応を調べる、真ん中編 真ん中を触ったときのボールの反応を調べる
4、ボールの反応を調べる、上編 上の部分を触ったときのボールの反応を調べる
5、ボールの反応まとめ 実験結果から分かる「ボールの扱い方」
目的
理想のボールを得るための知識を手に入れる
理由
自分の求めるボールを手に入れるため
最終更新:2015-01-22 公開:2015-01-22
ボールの動き方を知ると、ボールの扱い方が上手になります。
ここでは、ボールのどこを蹴ると、どのような反応があるのか調べます。
理想のボールを手に入れるためには、ボールのどの部分を触るといいか知る必要があります。
ボールと一緒に上手くなると同じ内容も入っていますが、ここでは更に詳しく見ていきます。
ボールの扱い方を説明するときに伝わりやすいよう、ボールをいくつかの部分にわけ、番号をつけていきます。
ボールは丸いので、少し説明が大変です。
説明がしやすいように、ボールを箱に入れ、箱を上、真ん中、下の3つに分けます。
上、真ん中、下の3つに分けたボールを、更に分けていきます。
上の図では、小さい箱27個分でボール一つ分になっています。
27個の小さな箱に、一つずつ番号をつけます。
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上の図(ウ)では、左上から番号をつけていますが、同じように番号をつけるなら、右下、左下、右上、どこから番号をつけ始めても問題ありません。
この図で大切なのは、14番です。
同じように番号をつければ、どこから番号をつけ始めたとしても、必ずボールの中心(芯)が14番になっているはずです。
もし、ボールの中心(芯)の部分が14番になっていないなら、番号のつけ方に問題があるかもしれません。
ボールを扱うときは14番を意識する。
ボールの扱い方は2つだけ。
芯(14番)をはずすか、撃ち抜くか。
14番が出てくるページ
「ボールの知識。半径、直径、円周」
ボールの反応を調べるために、厚さが違う本を用意してください。
ノートや教科書を使うといいと思います。
私が用意した本の厚さは、0.5㎝、1.2㎝、4.4㎝の3つです。
この3種類の厚さを使って、ボールの反応の違いを調べます。
ちょっとした遊びのつもりで行うといいでしょう。
観察する方法は、2つ。
止まっているボールに、本をぶつける。(キックのような感じ)
動いているボールを、止まっている本にぶつける。(トラップのような感じ)
この2つのやり方で試します。
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ボールの下の部分(上の図では19番から27番)に、本をぶつけます。
床の上を滑らせてボールにぶつけます。
ボールの下の部分に、厚さの異なる本を当てる。
本を人間の手で動かす。
結果は次の通り。
ボールの下の部分に、本を当てたときのボールの反応
0.5㎝
ほとんどボールが動かない。少し(5ミリほど)ジャンプ。始めの位置から2㎝ほど前に進む。
1.2㎝
6㎝ぐらい上に浮く。動いた距離は20㎝ほど。0.5㎝と比べると違いが分かる。
4.4㎝
1.2㎝と同じぐらい浮く。距離がかなり出る。浮いてから着地まで90㎝前後。
床からの高さがあるほど(本が厚いほど)、高く跳んだ。
また、本を速く動かすほど、遠くに飛んだ。(0.5㎝は、あまり変化なし)
止まったボールに本をぶつける。サッカーでいえば、止まっているボールを蹴るようなもの。
今度は床に置いてある本にボールをぶつける。サッカーのトラップのような実験だ。
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床に置いてある本に向かってボールを転がす。
ボールは空中に浮かないように転がす。
本にぶつかったボールの反応
0.5㎝
ボールが本の上を通る。ボールは本があることに気付かなかったようだ。
1.2㎝
本の存在には気付いたようだが、ボールは止まらない。ボールが小さく(数㎝)ジャンプした。
4.4㎝
ボールの勢いが強いと上を通過されるが、ボールの勢いが弱いとボールを止めることが出来る。
ボールの反応をみると、0.5㎝と1.2㎝は意味がないように思える。
4.4㎝はボールの勢いが弱いと止めることが出来るが、サッカーで使われるパスの勢いを考えると、こちらも意味がないように思える。
ボールの反応を調べる、下編まとめ
2つの実験結果(本を動かす実験とボールを動かす実験)を見ると、ボールの下の部分を触っても影響は大きくないようだ。
ボールに触る位置が床に近付くほど(本が薄くなるほど)、ボールへの影響力が小さくなる。
新たな疑問
床に近付くほど影響力が小さくなるなら、床から離れるほどボールを大きく動かせるのか。
今度は、ボールの真ん中の反応を調べる。
さっきと同じように、まずは本をぶつける。
本を真ん中の部分(上の図の10番から18番)にぶつける。(当時の記録に、本の固定法が書いていないため細かいことは不明。たぶん、手で本を固定した気がする)
真ん中に本を当てたときのボールの反応
0.5㎝、1.2㎝、4.4㎝、全てボールが転がった。跳ねることはなかった。
0.5㎝と1.2㎝は、あまり効果がないと思っていたが違った。本が厚いほうが、ボールに勢いがあるように思えた。0.5㎝でもボールが動いたのが素晴らしい。
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次は、止まっている本に、ボールをぶつけます。
本の固定方法は不明。(手で本を固定したと思う)
本にぶつかったボールの反応
0.5㎝
本当に0.5㎝かと疑いたくなるほど、しっかりとボールを止めた。
1.2㎝
こちらも素晴らしい。しっかりボールを止めた。
4.4㎝
完璧にボールを止めた。
ボールの真ん中に当てれば、本の厚さは関係ないようだ。
ボールの反応を調べる、真ん中編まとめ
結果を見ると、ボールの真ん中に本を当てると、しっかりとした反応が出る。
本が薄くても、ボールの真ん中に当てるなら問題ないようだ。
疑問
床から離れた場所を触ったから、ボールが大きく動いたのだろうか。
もし、床から離れるほどボールを大きく動かせるのなら、次の実験では今回よりも良い結果が得られるはず。
本を、ボールの上の部分(上の図の1番から9番)に当てます。
上に本を当てたときのボールの反応
0.5㎝
ボールに当てても本が上にずれるため、ボールは進まない。真ん中から離れるほど、意味がなくなるようだ。
1.2㎝
0.5㎝と同じような結果に。ボールは進まない。真ん中から遠ざかるほど、ボールの反応が小さくなる。
4.4㎝
上2つと同じ。4.4㎝でも同じような結果になる。やはり、真ん中から離れるほど効果が無くなるようだ。
ボールの上の部分に本をぶつけても、あまり意味がないようだ。ボールの真ん中に近付くほど、ボールの反応がよくなる。本が厚くても真ん中から離れたら効果がないようだ。
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ボールを動かして、本に当てる。
本の固定方法は不明。手で簡単に固定した気がする。
0.5㎝、1.2㎝、4.4㎝、全て止まった。
ボールの真上では意味が無いが、「上の部分」の真ん中あたり(下の図の青い部分)ならしっかりとまる。
ボールの一番高いところだと、あまり効果がない。ボールの「上の部分」の真ん中あたりなら、しっかり止まるようだ。
ボールの反応を調べる、上編まとめ
結果を見ると、最初に実験した「ボールの反応を調べる、下編」と近い結果になった。
ボールの上の部分に本をぶつけても、あまり大きな反応は無かった。
動いているボールの上の部分を触ると、ボールを止めることが出来る。ただし、ボールの一番高い部分では止めることが出来ない。
ボールの上の部分は、ボールを止めることは出来るが、動かすことは苦手なようだ。
疑問への答え
床に近付くほどボールへの影響力が小さくなるのではなく、ボールの真ん中から遠くなるほどボールへの影響力が小さくなる。
ボールの真ん中の部分(ボール番号では10番から18番)に当てるなら、本の厚さに関係なく同じような反応が期待できる。真ん中を触ると、ボールが大きく反応する。
ボールの上、下の部分を触るときには、少し注意が必要だ。
ボールの上と下の部分を触っても、あまり大きな反応は期待できない。
今までの結果を見ると、ボールの扱い方が見えてきたと思う。
大きな反応が欲しければ、ボールの真ん中の部分を触るといいだろう。
あまり大きく反応してもらっては困る場合、真ん中から遠い部分を触ると良さそうだ。
ボールを大きく動かしたいときは、ボールの真ん中を狙う。
ボールをあまり大きく動かしたくない場合は、ボールの真ん中を避ける。
ボールの真ん中の部分は、14番が含まれています。
14番とは、ボールの中心(芯)になります。
ボールの扱い方は、芯をはずすか撃ち抜くかの2種類といえそうです。
ボールの反応まとめ
ボールを大きく動かしたいときは、ボールの芯(14番)を撃ち抜く。
ボールをあまり大きく動かしたくないときは、ボールの芯(14番)をはずす。
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2015年1月22日公開。初期組
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はじめまして、「サッカーおでん」の竹串です。日本がW杯最多優勝国になるために、「サッカーおでん」を作りました。日本人の高い身体能力を活かす技術を習得しませんか。
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