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目次
1、おでん式(日本式)インステップキックの使い方と特徴
2、おでん式(日本式)インステップキックで習得するもの これから習得するもの
3、足の振り方を蹴り足の膝の状態で分ける 膝の状態で分ける
4、蹴り足の膝と軸足の膝を伸ばした状態で蹴る 簡単な説明
5、蹴り足の膝は伸ばすが軸足の膝は曲げる蹴り方 簡単な説明
6、蹴り足を曲げて蹴る 簡単な説明
7、おでん式(日本式)インステップが蹴り足を伸ばす理由 蹴り足の膝を伸ばす理由
8、足首を使いこなすために蹴り足を曲げる 曲げる理由とどの程度曲げるかの説明
9、蹴り足を縦に振る、蹴り足を横に振る 足首を伸ばす蹴り方、柔らかくする蹴り方の詳しい説明
10、足首でボールをしっかり蹴る 足首を使いこなし質の高い技術を手に入れる
目的
蹴り足の膝を引き抜く動作を覚え、おでん式(日本式)インステップキックを習得する
理由
蹴り足の振り方を覚え、より質の高い技術を手に入れるため
最終更新:2021-07-16 公開:2015-01-22
「おでん式(日本式)キック」では、膝を縦に振る蹴り方と、膝を横に振る蹴り方がありました。
ボールに高さが欲しい場合は膝を縦に振る。低いボールは膝を横に振る。
普通の蹴り方の場合は、膝を90度動かす(1キック)。
強いボールが欲しいときは、膝を180度動かす(2キック)。
ボールの高さは「膝の振り方(縦、横)」で調整。
ボールの威力は「膝を動かす距離(角度)」で調整する。
ボールを蹴るまでは、足の動かし方は自由です。
ボールを蹴った後は、蹴り足の膝が自然な状態になるようにする。
蹴り足の膝が自然な状態とは、歩くときの膝の状態(膝とおへその向きが同じ状態)のこと。
足首を固定しなくても問題ない。足首を固定したい人は固定しても良い。
「おでん式(日本式)インステップキック」は、「最初から動かない足首(骨)」で蹴るので、足首を固定する必要がありません。
ボールを蹴るときは、足首を伸ばしてもいいし曲げても良い。
自分の好きな方法を使うといいでしょう。状況によって使い分けるのがいいでしょうね。
「おでん式(日本式)インステップキック」の習得を簡単にするために、何を覚えるのかを確認しておきましょう。
「おでん式(日本式)インステップキック」では、2種類の蹴り方がありました。膝を縦に振る、膝を横に振るの2つです。この2つの振り方を覚えます。
膝の振り方以外にも、少し気をつけることがあります。
気をつけるのは「膝の状態」。
日本語サッカーでボールを蹴るときは、蹴り足も軸足も膝を曲げるように言われると思います。
日本語サッカーのやり方だと、苦しい場面が出てきます。
蹴り足の膝を伸ばしたままボールを蹴ることが出来ないと困ることがある。
将来困らないように、膝を伸ばした状態でもボールを蹴ることが出来るようにしましょう。
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これから覚えることは
「膝を縦に振る蹴り方」と
「膝を横に振る蹴り方」。
そして、
「膝を伸ばした状態で蹴る方法」と
「膝を曲げた状態で蹴る方法」です。
この4つを覚えます。数字で見ると4つも覚えることがありますが、新しく覚えるのは「膝を横に振る蹴り方」と「膝を伸ばした状態で蹴る方法」になるでしょう。
膝を縦に振るのは、普段の歩き方と同じ。いつもの歩き方を確認するぐらいでいいでしょう。
膝を曲げた状態でボールを蹴るのも、サッカーに興味がある人は経験があると思います。
まだ一度もボールを蹴ったことがなくても、膝を伸ばした状態でボールを蹴ることが出来れば、膝を曲げた状態でもボールを蹴ることが出来るはずです。
膝を伸ばした状態で蹴ることが出来たら、シュートが上手になります。
「膝を縦に振る蹴り方」を覚えるのは、扱えるボールの種類を増やすためと、「歩き」と「キック」を融合させるため。
「膝を横に振る蹴り方」を覚えるのは、シュートが上手になるため。ドリブルとシュートを融合させるため。
「膝を伸ばした状態で蹴る方法」を覚えるのは、自分の間合いを増やしてシュートが上手になるため。今まで蹴ることが出来なかったボールも蹴ることが出来るように。特にドリブルからのシュートが上手になります。
「膝を曲げた状態で蹴る方法」を覚えるのは、自分の間合いを増やすため。インステップキックでは大活躍します。
ボールを蹴るときに、足の裏を気にするといいでしょう。
「膝を横に振る蹴り方」を覚えるときには、足の裏と地面の距離を工夫すると覚えやすいです。
ここでは、膝を伸ばした状態で足を振る方法を覚えます。
人間の足には膝が二つあります。ボールを蹴るときだと、蹴り足の膝と軸足の膝です。
蹴り足と軸足の曲げ伸ばしを組み合わせると、4つの蹴り方が出来ます。(伸ばす膝は青色、曲げる膝は赤色で)
(1)「蹴り足を伸ばし、軸足も伸ばす」(「蹴り足も軸足も伸ばす」で扱う)
(2)「蹴り足を伸ばし、軸足は曲げる」(「蹴り足の膝は伸ばすが、軸足の膝は伸ばさない」で扱う)
(3)「蹴り足を曲げるが、軸足は伸ばす」(「蹴り足を曲げ、軸足は伸ばす」で扱う)
(4)「蹴り足を曲げ、軸足も曲げる」(「蹴り足も軸足も曲げる」で扱う)
足を振るときに、出来ればボールを蹴ってみてください。しっかりと飛ばせなくても問題ありません。
膝を伸ばしたまま足を振ることが出来るか、自分の身体で試してみましょう。
蹴り足も軸足の膝も伸ばして蹴ります。
普段歩くように足を動かすと、少し膝が曲がると思います。
膝を曲げないように、足を棒のようにした状態で歩く(蹴る)。
歩く動作は蹴る動作の連続なので、少し歩いた後にボールを蹴るといいでしょう。
両足の膝を伸ばしながら歩けるようになったら、ボールを蹴ってみましょう。
蹴る動作は歩く動作の一部であり、歩く動作は蹴る動作の連続である
「歩くこととキックの共通点」より
蹴り足も軸足も伸ばした状態で、ボールを蹴ることが出来るか。
膝を伸ばした状態でも、ボールを蹴ることが出来ると思います。ボールをしっかり飛ばせなくても問題ありません。
ボールを蹴るときの足の状態は、歩くときのようにつま先が進む方を向くようにしてください。
まだ、インステップキックの形で蹴る必要はありません。つま先でボールを蹴っても問題ありません。
「両足の膝を伸ばした状態でもボールを蹴ることが出来る」と分かれば問題ありません。
次は、インステップキックの形でボールを蹴ってみます。
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インステップキックには、足首を伸ばして蹴る方法と足首を曲げた状態で蹴る方法があります。
ここでは、足首を曲げた状態で蹴る方法を試します。
下の図左のように、足首が曲がった状態で試してください。
足首を伸ばす蹴り方は、後で扱います。
両足の膝を伸ばしてボールを蹴ります。インステップキックでボールを蹴ってみましょう。
インステップキックの特徴は、ボールを蹴る瞬間の足の状態にあります。
日本語サッカーではインステップキックは足の甲で蹴りますが、「おでん式(日本式)インステップキック」は足首(上の図右の3)で蹴ります。
蹴り足の膝を伸ばしてボールを蹴ろうとしても、少し難しいでしょう。
普段歩くように足をボールに近付けると、つま先がボールに当たると思います。
歩くように足を動かすと、少し問題があります。足の動かし方を工夫してみましょう。
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普段歩くように足を動かすと、つま先が最初に当たる。
足首でボールを蹴るには、つま先がボールに当たらないようにする必要があります。
簡単に出来る方法が、つま先を外側に向けるやり方。
かかとを中心に、つま先を外側に回転させます。両足の親指が離れるように動かします。
下の図(エ)のように、かかとを中心に足を動かします。
歩くときよりも、蹴り足のつま先を外側に向ける。
つま先を45度外側に向けると良いと思います。下の図(エ、オ、カ)の動かし方。
つま先を外側に向けて蹴り足を振ると、ボールを足首で蹴ることが出来ます。
この蹴り方は少し難しいので、「普段の歩き方を工夫すること」だけでも覚えてください。
今は、この蹴り方が使えなくても問題ありません。
インステップキックはとても面白い蹴り方なので、色々な蹴り方が出来ます。
ここでは、「歩き方を工夫して蹴る動作を変化させること」だけ習得すれば大丈夫です。
蹴り足と軸足の膝を伸ばした状態でも、足首でボールを蹴ることが出来る。
普段歩くときと同じような足の動かし方だと、つま先がボールに当たってしまう。
そこで、前に出す足(蹴り足)のつま先の向きを工夫すると、しっかりと足首でボールを蹴ることが出来る。
今度は、蹴り足の膝は伸ばすが軸足の膝は曲げる蹴り方。
足首を曲げた状態で蹴る
「蹴り足の膝を伸ばしたまま、軸足の膝を曲げて足を振ることは出来ない」と思う人もいるでしょう。
サッカー経験者は難しく感じると思います。経験者が難しく感じるのは、日本語サッカーでは膝から下を振ると教えるからでしょう。
両足を揃えた状態から軸足を前に出し、蹴り足の膝を伸ばしたまま足を振る。
日常生活で、同じような動きをしている人も多いと思います。
床から立ち上がるときに、前に出した足の膝に手をのせて立ち上がる人もいますね。
立ち上がるときに、「よっこらっしょ」とか「どっこいしょ」と言いたくなる動きです。
アキレス腱を伸ばすときの動き(下の図に似ている動き)を思い浮かべるのもいいかもしれません。
上の図のように軸足を前に出し、後ろに残っている蹴り足の膝を伸ばしたまま前に出す。
最初はボールなしで動きを確認するといいでしょう。
上の図では、蹴り足と軸足の膝が同じ方向を向いていますが、蹴り足の膝を少し外側(つま先を斜め前)に向けた状態から足を振るのもいいでしょう。
まずは、足だけ動かしてみましょう。
足だけ動かしたら、今度はボールを蹴ってみます。
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軸足を前に出した後、蹴り足の膝を伸ばした状態のままボールを蹴ります。
蹴り足を伸ばしたまま足を振ります。股関節を中心に足を振るのではなく、蹴り足の足の裏が地面に当たらないように膝を前に動かします。
蹴り足の膝を前に出すようにすることで、ボールをしっかりと蹴ることが出来ます。
この動作が難しい場合は、足の裏で地面をなでるように動かすといいでしょう。(意識する場所を膝から足首に変える)
最初は慣れていないため、足を速く動かすことが出来ないかもしれません。
動きに慣れてくると、速く動かすことが出来るようになります。
蹴り足を振るときは、一歩前に出るようにするといいでしょう。
今回も、簡単に済ませます。詳しくは後で説明します。
「蹴り足の膝を伸ばしたままでも、足首でボールを蹴ることが出来る」と分かれば大丈夫です。
この知識は大切ですよ。
蹴り足を伸ばした状態でも、足首でボールを蹴ることが出来る。
蹴り足を曲げてボールを蹴ってみましょう。
蹴り足の膝を伸ばして蹴る方法を覚えているなら、蹴り足を曲げて蹴るのは比較的簡単でしょう。
自分の膝を伸ばしても曲げても、全体の足の長さ(かかとから足の付け根までの長さ)は変わりません。
足全体の長さは変わらないのですが、足を振るときに足首が通る場所が変わります。
蹴り足の膝を伸ばして振ると、蹴り足の足首は地面の近くを通る。
蹴り足の膝を曲げたまま振ると、足首は膝を伸ばしたときよりも上の部分を通る(地面から離れる)。
「膝を曲げても足全体の長さは変わらないが、足首が通る場所は変わる」ことに注意。
足首を曲げた状態で蹴る
蹴り足を曲げて蹴ります。軸足を伸ばしているので足を振りやすいと思います。
蹴り足を曲げると、蹴り足が地面から離れます。
軸足の膝は伸ばしているので、蹴り足を余裕を持って動かすことが出来るでしょう。
軸足の膝を伸ばしたまま、蹴り足を振ることが出来れば問題ありません。
今度はボールを蹴ってみましょう。
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蹴り足の膝を曲げたまま、ボールを蹴ることが出来たと思います。ボールをしっかり飛ばせなくても問題ありません。足首を当てることが出来れば大丈夫です。
ただ、足首(上の図右の3)で蹴るのは少し難しいかもしれません。足首(上の図右3)で当てるよりも足の甲(上の図左のう)で蹴る方が簡単です。
蹴り足の膝を曲げているため、足首を上手に当てるのが難しくなります。足首(3)で蹴っても足の甲(う)で蹴っても問題ありません。当てやすい方を使いましょう。
今回は蹴り足の膝を曲げています。蹴り足の膝を曲げることで、蹴り足(足首)と地面の距離を変えることが可能になります。
「蹴り足を振るために必要な空間」を「蹴り足の長さ」とした場合、今回の蹴り方は「蹴り足の長さ」が短くなる蹴り方であるといえます。(膝を曲げると足の裏と地面の距離が大きくなるため、膝を伸ばした状態よりも小さい空間があれば足を振ることが出来るから)
軸足の膝は伸ばしているため、軸足の長さは変わりません。
蹴り足と軸足の長さを比べると、蹴り足は膝を曲げるために短く、軸足は膝を曲げないために長い(蹴り足より長い)。
蹴り足が軸足より短いなら、蹴り足を振ることは簡単です。(蹴り足が軸足より短ければ、蹴り足を振っても地面を蹴ることはないから)
軸足を伸ばしたまま蹴り足の膝を曲げて蹴ると、蹴り足の足首が通る位置が変わる。
蹴り足の膝を曲げれば曲げるほど、蹴り足の足首が通る位置が地面から離れる。
蹴り足の膝を曲げると、足を振るたびに蹴り足の足首が通る場所が変わってしまうので、毎回同じようにボールに当てるのが難しくなる。
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蹴り足も軸足も曲げると、少し大変です。
蹴り足の膝を曲げ、軸足の膝も曲げる。
両方の膝を曲げるため、どちらの足が長いのか分からなくなります。
蹴り足も軸足も同じぐらい膝を曲げると、蹴り足を振るのが楽になるでしょう。
しかし、考えることが「蹴り足の膝」と「軸足の膝」の2つになってしまいます。
これだと、試合中大変です。試合中に考えることは少ない方が良い(蹴り足のことだけ考えたい)。
この蹴り方だと、蹴り足だけでなく軸足のことも考えないといけなくなるため、おすすめしません。
蹴り足も軸足も曲げると、考えることが2つになるため大変だ。
2つの膝を曲げる場合、どちらの膝をより曲げるかで蹴りやすさが変わる。
毎回同じように蹴り足と軸足の膝を曲げるのは難しい。
蹴り足の膝や軸足の膝を曲げると、蹴り足の足首が通る位置が毎回変わってしまう。
毎回蹴り足が通る場所が変わると、自分が望むボールを蹴ることが難しくなる。
これは、足首が自由に動くことで生まれる問題と同じだ。
足を振るたびにボールに当たる蹴り足の場所が変わらないように、蹴り足の膝は伸ばすようにする。(一部例外あり。わざと曲げる場合もある)
足首が動くことで生まれる問題について
「足首が動くことで生まれる問題」より
「新しい蹴り方、おでん式(日本式)キック」
「おでん式(日本式)キック」が蹴り足を伸ばす理由を確認します。
蹴り足の膝を曲げると、同じように足を振っても蹴り足の足首が通る位置が変わってきます。
毎回違う場所がボールに当たると、自分の望むボールを蹴ることが難しくなる。
蹴る度に足首(蹴り足)の通る場所が変わると困るため、足首の位置が変化する原因である「膝を曲げる」という行為を避けます。
蹴り足の膝を伸ばした状態で蹴ると、毎回同じ場所がボールに当たる。そのため、比較的短期間で習得出来るようになる。
短期間で「おでん式(日本式)インステップキック」を習得するため。
蹴り足の膝を伸ばすと、歩くときの足の動きをサッカーのキックに利用出来るようになります。
普段歩くときは、膝を軽く曲げると思います。
このときの感覚をサッカーに利用するためには、足首の位置が重要になってきます。
サッカー初心者がボールをしっかり蹴ることは難しいですが、足を動かすことは出来るはずです。
普段歩くとき、地面に踏みたくないものがあった場合は、足を動かして踏みたくない何かを踏まないようにしますよね。
このときの足の動かし方を使うと、ボールをしっかりと蹴ることが出来るようになります。
自分の足首(かかとでも良い)を、自分が踏みたい場所に動かす。
自分の足首を動かすのは簡単でしょう。
自分の足首(かかと)をボールに持っていく。
ボールよりも前に足首を持っていくようにすると、しっかりとボールを蹴ることが出来ます。
これが「ボールをしっかり撃ち抜く技術」です。この技術は、普段歩くときに使っている「着地させたい場所に足を動かす技術」と同じです。
蹴り足の膝を曲げると、この感覚(踏みたい場所を踏むときの足の動かし方)が使えなくなるため、「おでん式(日本式)キック」では蹴り足の膝を伸ばすようにしています。(慣れてくると膝を曲げても使えます)
蹴り足の膝を伸ばして蹴ることが出来るようになったら、蹴り足の膝を曲げて蹴るのも面白いでしょう。
まずは、自分の足で物を踏んだり避けたりする感覚を、「ボールを撃ち抜く技術」に進化させましょう。
横断歩道の白い部分等、特定の部分を歩く遊びをした人ほど、「ボールを撃ち抜く技術」が高くなるでしょうね。
横断歩道の白い部分は滑りやすいので注意。
特に雨で濡れているときは滑りやすくなるそうです。
「着地させたい場所に足を動かす技術」を「ボールを撃ち抜く技術」に進化させるため。
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疲れたときには選手は動けなくなる。動けなくなると、その場で止まってしまいます。
その場で止まるとは、立っている状態のこと。
立っているときの膝は、両足とも伸びていますよね。
疲れているのに膝を曲げて足を鍛える人はいないでしょう。(スクワットや空気椅子等)
この「立っている状態」でもボールを蹴りたい。そのために、蹴り足の膝を伸ばしたままボールを蹴る技術が必要になる。
未来の日本代表の戦い方は分かりませんが、おそらく人が積極的に動くサッカーになると思います。
動くサッカーとは、疲れるサッカーでもある。
蹴り足の膝を伸ばしたまま蹴る「おでん式(日本式)キック」は、疲れたときでも使える蹴り方になっています。
疲れているときでも使える蹴り方が、日本人にあった蹴り方だといえるでしょう。
もう動けないというときでも、シュートはしっかり撃ちたい。
W杯で優勝するまでに、疲れて動けないときがあると思います。
このようなときでも困らないように、疲れた状態でも使える技術を覚えましょう。
「おでん式(日本式)キック」とは、疲れて動けない状態でもシュートを撃てる技術のこと。
選手の体調に関係なく、どのような状態でも使える技術を手に入れるため。
蹴り足を伸ばす理由、まとめ
短期間で「おでん式(日本式)キック」を習得するため。
「着地させたい場所に足を動かす技術」を「ボールを撃ち抜く技術」に進化させるため。
選手の体調に関係なく、どのような状態でも使える技術を手に入れるため。
「おでん式(日本式)キック」では、蹴り足の膝を伸ばすようにしています。
蹴り足の膝を伸ばす理由は下の3つ。
上の3つの理由があるため、蹴り足の膝を伸ばす。
もし、上であげた3つの理由を妨げなければ、蹴り足の膝を曲げても問題ありません。
そうですよね、3つの理由を別の方法で満たすことが出来るなら、蹴り足の膝を曲げても問題ないのは当然です。
では、ここでは蹴り足の膝を曲げて蹴る方法を試してみましょう。
上の方で蹴り足の膝を伸ばして蹴る方法を試しましたが、説明が簡単でした。
これから説明します。
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「蹴り足の膝を曲げて蹴る」という言葉。
「おでん式(日本式)キック」には、2種類「蹴り足の膝を曲げて蹴る」方法があります。
1つめが、多くの人が想像する「曲げた足を伸ばしながら蹴る動作」。
2つめが、「蹴り足の膝を曲げたまま伸ばさずに蹴る動作」。
1つめの「曲げた足を伸ばしながら蹴る動作」は、蹴り足が変化します。
蹴り足が伸びた状態から曲がり、そしてまた伸びる。膝の曲げ伸ばしですね。
2つめの「蹴り足の膝を曲げたまま伸ばさずに蹴る動作」は、蹴り足が変化しません。
蹴り足の膝を曲げたまま、伸ばさずに蹴ります。この蹴り方は、とても大事。
蹴り足の膝を伸ばすインステップキックで、足首をボールに当てるのは大変です。
難しいなら、工夫をしましょう。
蹴り足を伸ばす3つの理由の中で、蹴り足を曲げたときに問題がありそうなのが次の2つです。
「短期間でおでん式(日本式)キックを習得するため」
「蹴り足の膝を曲げるおでん式(日本式)キック」を習得するためなら、蹴り足の膝を曲げても問題ありません。
「着地させたい場所に足を動かす技術」を「ボールを撃ち抜く技術」に進化させるため
ボールを撃ち抜く技術を手に入れるために膝を曲げるなら大丈夫です。
「おでん式(日本式)インステップキック」には、「蹴り足の膝を伸ばした状態のまま蹴る方法」と、「蹴り足の膝を曲げて蹴る方法(膝を変化させる蹴り方と曲げた状態で蹴る方法)」があります。
「蹴り足を曲げて蹴るおでん式(日本式)キック」を習得するためなら、蹴り足の膝を曲げても問題ない。
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「蹴り足の膝を曲げたまま伸ばさずに蹴る動作」を詳しく扱います。
蹴り足の膝を曲げると足首の通る場所が変わり、毎回同じように当てるのが難しくなる。
この問題を解決するために、蹴り足の膝を伸ばして蹴る方法を使いましたね。
蹴り足の膝を変化させると足首の通る場所が変わるので、足首の通る位置が毎回変わらないように膝を変化させないように(膝を伸ばしたまま)蹴る。
これから行う「膝を曲げた状態のまま蹴る方法」も、膝の状態を変化させない(伸ばさない)という点では「蹴り足の膝を伸ばして蹴る方法」と同じです。
蹴り足を伸ばして蹴るのも、蹴り足の膝を曲げた状態のまま蹴るのも、足首が通る場所を一定にする蹴り方です。(足首が通る位置を一定にするなら、「蹴り足を伸ばす蹴り方」の方が「曲げたまま蹴る」より簡単。ただし、足首をボールに当てるのは難しくなる)
蹴り足の膝を曲げた状態のまま蹴るのですから、足首が通る場所は同じようになります。
「蹴り足の膝を曲げた状態のまま蹴る方法」は、「蹴り足の膝を伸ばして蹴る方法」の応用です。
蹴り足の膝を曲げるとき、どの程度曲げればいいのか分かりませんよね。
膝を曲げると言われても、受け取る人によって曲げ方が変わってきます。
そこで、どの程度膝を曲げるかを、ここで決めます。
ここで説明するやり方を試し、自分に合った角度を見つけてください。
上の図では、「蹴り足の足首」がボールの中心より少し上の位置にありますが、かかとの上げ方を調整すれば、足首をボールの中心の高さにすることも出来ます。
蹴り足のつま先を少し外側に向けることで、足首をよりボールと地面に近付けることが出来ます。
足首をボールに当てやすい膝の角度を探し、そのときの蹴り足の状態を覚えてください。
この蹴り足の状態が、基準になります。
足首を曲げて蹴るインステップキックは、この状態のまま蹴り足を振ります。(足首を伸ばす場合は、もう少し変化します)
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蹴り足の膝を曲げて蹴るときに大切なのは、蹴り足の膝を伸ばさない(変化させない)こと。
蹴り足の膝を伸ばしてしまうと、地面を蹴ってしまうので気をつけてください。
上の図右の(4)の状態のまま、蹴り足を前に振ります。
蹴り足を振るときは膝を動かすようにしましょう。
膝を引き抜くように動かし、蹴り足を伸ばさないようにします。
日本語サッカーで、「足首を固定する」という考え方がありましたね。
その考え方と同じような発想をするのもいいでしょう。
蹴り足の膝を固定して蹴る。このように考えるのも良いと思います。
積極的に「固定」という言葉を使わないのは、動きが不自然になることを防ぐためです。
また、「固定」だと意味が強すぎるため、この言葉を使うのは避けました。
普段の生活では「膝の角度を固定」することはありませんからね。
蹴り足の状態は「一定の角度を保つ」程度で大丈夫です。
多少膝の状態が変化しても問題ありません。
地面を蹴らない程度に膝を曲げると考えるといいでしょう。
「足首を固定する」という発想
「新しい蹴り方、おでん式(日本式)キック」
蹴り足を縦に振る蹴り方と、横に振る蹴り方を紹介します。
インステップキックには、足首を伸ばす蹴り方と伸ばさない蹴り方があります。それも一緒に説明します。
単語説明
「足首を曲げる」とは、足首を「しっかり」曲げます。足首は固定しない。(固定したい人は固定する)
「足首を伸ばす」とは、足首を「しっかり」伸ばします。足首は固定しない。(固定したい人は固定)
「足首を柔らかく」とは、足首に力が入っていない状態。足首を「固定していない状態(普段歩くときと同じ)」。「ダラン」とした足首です。
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蹴り足の足首を伸ばした状態のまま足を振ると、地面を蹴ってしまいます。
足首を伸ばした分だけ、「足を振るために必要な空間」が増えるからです。
このままだと、足首を伸ばしたまま蹴り足を振ることが出来ません。
困りましたね。ここで少し考えます。「足を振るために必要な空間」が足りないなら、「足りない空間」を作れば良い。
では、「足首を伸ばしたまま足を振るために必要な空間」を、作ってみましょう。
日本語サッカーでは、「足りない空間」を作り出すために、蹴り足と軸足を斜めにして「新しい空間」を生み出す方法を思いつきました。
日本語サッカーを習得している人のインステップキックを見ると、身体が斜めになっているのが分かります。
この方法でもいいのですが、もっと良い方法を見つけた方がいいでしょう。
日本人の身体能力の高さを活かす蹴り方を見つける必要があります。
身体を斜めにする蹴り方では、日本人の高い身体能力を活かすことが難しい。
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「おでん式(日本式)キック」では、蹴り足を大切にしました。
蹴り足を大切にするために、蹴り足の膝を伸ばすことをすすめています。
しかし、蹴り足の膝も足首も伸ばした状態で足を振ると、小さなボールではなく大きなボールを蹴ってしまいます。
地球もサッカーボールも丸いので、蹴り足が間違ってしまうのでしょう。蹴り足が混乱しないように工夫しましょう。
「足りない空間」は「足首を伸ばした分だけ」ですよね。
足首が「今ある空間」に入るように、蹴り足に協力してもらいます。
足首を伸ばして蹴るので、足首を曲げるわけにはいかない。
足首を曲げることが出来ないなら、膝を曲げてみましょう。
どうでしょうか。蹴り足の膝を曲げると足首が「今ある空間」に入りますよね。
「おでん式(日本式)キック」では、「足りない空間」を作り出すために、既にあるものを詰めて「新しい空間」を生み出す方法を思いつきました。
下の図のように、膝を曲げた状態から足首を伸ばすといいと思います。
蹴り足を骨盤からぶら下げるようにします。下の図のように、蹴り足を後ろに下げるといいでしょう。
下の図(4)のとき、蹴り足のつま先を地面につけて軸足だけで立つ。このときの蹴り足の状態が理想です。蹴り足が骨盤にぶら下がっている(蹴り足の膝を持ち上げていない)状態です。
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足首を伸ばしたまま、足を振ってみます。
足首を伸ばしたまま足を動かすときは、「膝を引き抜く」ように動かします。(ももを上げる動作を想像するといいかもしれません)
歩くときに、後ろにある足を前に出しますよね。後ろにある足を前に出すように「蹴り足の膝を前に引き抜く」。表現の仕方は変わりますが、「後ろにある足を自分に引きつける」「足を胸に引き寄せる」というのもいいでしょうね。
大切なのは「足首を上昇させる動き」。蹴り足を動かすとき、足首が地面から離れるように動かせば地面を蹴ることはありません。
蹴り足の膝を引き抜くことで「足首を上昇させ地面を蹴ることを防ぎます」
蹴り足の膝を引き抜くときは、少しおおげさにするといいでしょう。
地面を蹴る理由
「地面を蹴るのは足首を地面に近付けるから」
蹴り足の膝を引き抜く動作に慣れていない場合は、軸足の横から蹴り足の足首を振るといいでしょう。(蹴り足の足首が軸足の横か前なら、地面を蹴ることがなくなるから)
蹴り足の膝を曲げたまま足を振ります。蹴り足の膝を伸ばすと、地面を蹴ってしまいます。(足首が入る空間がなくなる)
蹴り足の膝を引き抜くように動かす(下の図の青い矢印)といいでしょう。
膝を引き抜くように動かすときに、膝をさらに曲げても良い。
下の図では、ボールを蹴る前(下の図1)と蹴った後(下の図4)で、膝の角度が違います。
膝が動いているときに膝をさらに曲げると、膝は前に進んでいるのに足首はまだ止まっている不思議な現象を起こすことが出来ます。
この「膝と足首の動きのズレ」を上手に使えるようになると、小さい振りで強烈なシュートを撃てるようになります。
「膝と足首の動きのズレ」が「1キック」をより強力にします。
下の図のように膝を動かしながらさらに曲げると、この「膝と足首の動きのズレ」をより早く習得することが出来ます。
また、膝を曲げるほど足首でボールを蹴りやすくなります。
上の図のように、しっかりと蹴り足の膝を引き抜きましょう。蹴り足の足首が地面から離れるように動かします。
足を振るときは、蹴り足が地面に近付かないように気をつけます。(近付きすぎると地面を蹴るから)
足首を伸ばして蹴るときも、足首(下の図右3)をボールに当てるようにします。
「おでん式(日本式)キック」では、足首(下の図右3)でボールを蹴ります。
足首を伸ばして蹴ると、足の甲(下の図左う)が当たる場合もあります。足首(下の図右3)でボールを蹴っても、足の甲(下の図左う)で蹴っても問題ありません。
足首をボールに当てるように動かせば、自然と良いボールを飛ばすことが出来ます。
足首を伸ばして足を縦に振ると地面を蹴りやすいので、このような技術もあると知っておくだけでいいでしょう。(使いこなせば強力な武器にもなりますが、怪我をしないことを優先しましょう)
「蹴り足を横に振る方法」でも、同じような位置のボールを蹴ることが出来ます。怪我の予防を考えると、蹴り足を横に振る方法をおすすめします。
蹴り足を横に振る蹴り方を習得したら、縦に振る蹴り方も安全に蹴ることが出来ます。
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足首を柔らかくして蹴る場合も、蹴り足が地面から離れていくように動かします。
足首を伸ばすときとは違い、足首を自然な状態にします。
足首を柔らかくして蹴るため、足首(下の図右3)で蹴ります。足首を柔らかくしているため、ボールに当たる瞬間に足首がボールに押されて変化しますが問題ありません。
蹴り方は、足首を伸ばして蹴る方法と同じです。蹴り足の膝を引き抜くように動かします。
蹴り足の膝を引き抜くように動かすことで、地面を蹴ることを防ぎます。
足首に力を入れずに蹴ると、足を振るときに足首が少し伸びます。
足首は重力や遠心力か何かで自然な状態になります。足首の状態は自然の力に任せましょう。
蹴り足の膝を引き抜くように蹴ります。
足首を伸ばしていないので、足首を伸ばして蹴るときよりは足を振るのが簡単だと思います。
足首を柔らかくして蹴る方法は、足首を伸ばして蹴る方法より安心して使うことが出来ます。
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蹴り足を縦に振るとき、どのようなボールを蹴ることが出来るかを描いたのが下の図です。
下の図は、足首を柔らかくして蹴る方法の図になります。(足首を伸ばす蹴り方も同じ)
(1)は、インステップキックで蹴るところ。足首で蹴る。
(2)は、ボールに当たる瞬間。
(3)は、蹴った後に膝を自然な状態にするための足の動き。
(4)は、上の(1)から(3)の動きを一つにまとめた。
(5)は、インステップキックでボールを蹴る瞬間を横から見た図。蹴りやすいボールの位置も描いた。
(6)は、ボールを蹴る瞬間を前から見た図。しっかりと当てやすいボールの位置を加えた図。
(7)は、蹴りやすいボールの位置を描いた図。青色(濃い色がより好ましい)のボールが蹴りやすい位置。白色は当てようと思えば当たる場所。
蹴り足を縦に振る蹴り方を紹介しました。蹴り足を縦に振るインステップキックは地面を蹴る可能性があるので、蹴り足を横に振る方法をおすすめします。
インステップキックを使うときは、蹴り足を横に振る方法が安全。
シュートのことも考えると、横に振る方がいいでしょうね。
縦に振る蹴り方を覚えると、曲げた膝を伸ばしながらボールを飛ばすことが出来るようになります。(蹴り足の膝を伸ばすのは、ボールに触れた後)
「ボールを蹴る」というよりは「ボールを投げる」と言った方がいいかもしれません。
蹴り足を縦に振るインステップキックは地面を蹴りやすく少し怖い蹴り方ですが、一度習得してしまえば無くてはならない技術になるでしょう。
さらに上の技術を覚えると、膝を曲げたまま蹴るインステップキックの素晴らしさが分かると思います。
蹴り足を縦に振る蹴り方を見ると、軸足の近くがより蹴りやすいことが分かります。
軸足からボールが離れると少し大変です。
軸足よりも後ろにあるボールも、しっかりと当てることが出来る。
軸足より後ろにあるボールを蹴る必要はあるのか疑問ですよね。
軸足より後ろにあるボールを蹴ることが出来るかで、選手の能力を判断することが出来ます。
「軸足より後ろにあるボールを蹴る技術」は、サッカーの最後の仕上げに必要です。
サッカーの最後の仕上げとは、シュートのことです。サッカーで一番大切なシュート。
シュートがたくさん入るかは、「軸足より後ろのボールも蹴ることが出来るか」で決まります。
ドリブルからのシュート、パスからのシュート等、動きの中からのシュートに関係してきますよ。
派手では無いですが、とても大切な技術です。
蹴り足を縦に振る、まとめ
インステップキックを選択するとき、足を縦に振る蹴り方だと地面を蹴りやすい。
地面を蹴らないように、蹴り足の膝を曲げたまま蹴るか、蹴り足を横に振る蹴り方を使う。
足首を伸ばす場合は、蹴り足の膝を曲げることによって「足りない空間」を生み出す。
蹴り足を振るときは、「膝を引き抜く」ように動かす。
「膝を引き抜く」動きをすることで、軸足よりも後ろにあるボールを蹴ることが出来る。
一度覚えると、とても強力な武器になる。
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蹴り足を横に振るインステップキックです。足首を伸ばす場合も、柔らかくして蹴る場合も基本は同じ。足首の状態が違うだけです。足首以外は同じ。
蹴り足の膝は曲げてもいいのですが、伸ばした方が習得が早くなると思います。
蹴り足を横に振るときの膝の向きに気をつける。
横に振るインステップキックを使うときには、ボールを蹴る瞬間に蹴り足の膝がボールを飛ばしたい方(目的地)を向くようにします。(下の図の「後ろから見た図」のようにする)
蹴り足の膝が斜め上を向いていると、しっかりとボールに力が伝わりません。また、蹴り足を痛める可能性があります。
蹴り足の膝が目的地を向いていると、良いボールを蹴ることが出来ます。
ボールに力をしっかり伝えるために、「膝の向き」と「蹴り足の振り方」を同じにする。
「膝の向き」と「蹴り足の振り方」が同じとは、歩くときと同じ状態のこと。
「膝の向き」と「蹴り足の振り方」に気を付けるのは、膝に変な力がかからないようにするため。
蹴り足を横に振るときの膝の状態の説明。
蹴り足の膝が上を向いているのがインサイドキック。
蹴り足の膝が前を向いているのがインステップキック。
蹴り足の膝が斜め上(インサイドとインステップの間)だと、膝に良くないかもしれない。
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上の図のように蹴り足を動かします。(3)の動きは日本語サッカーが禁止している動かし方。
(1)で軸足をボールの横に着地させたとき、蹴り足の膝は横を向いています。インサイドキックで蹴るときと同じ状態になっています。
この足の状態からインステップキックを蹴るようにしてください。この蹴り足の状態からインステップキックを蹴ることによって、インステップキックとインサイドキックを一つにすることが出来ます。
また、ボールを止めた後にすぐボールを蹴ることが出来るようになります。(特にインサイドでのトラップ)
(1)の蹴り足の状態(インサイドキックの形)からインステップキックを出せるようにしましょう。
シュートを撃つまでの時間を短縮することが出来ます。
蹴り足の膝は伸ばしても曲げても問題ありません。
蹴り足を伸ばすと、しっかり足首に当てやすい。膝を曲げて蹴ると、ボールにアウト系の回転をかけやすくなります。
横に振るインステップキックを習得する場合は、蹴り足の膝を伸ばして蹴った方がいいでしょう。
膝を曲げる蹴り方は、蹴り足を横に振る技術を習得してからでいいでしょう。
ここからは、足首を伸ばす場合と柔らかくして蹴る場合を扱います。
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足首を伸ばすのは上の図の(1)から(2)の間にするといいでしょう。
(2)で蹴り足をボールに近付けるときに足首を伸ばすといいでしょう。
足首を柔らかくして蹴る場合は、上の図(1)から(2)になるときに、蹴り足を少し後ろに下げるといいでしょう。
(1)で軸足を目的地(水色の矢印)に向けた後、蹴り足を最初の位置より少し後ろに振ります。
一度後ろに下げた蹴り足を、前に出すといいでしょう。
蹴り足を後ろに下げる理由は、足を長く振るほど足首が自然な状態になりやすいからです。
足首が自然な状態になる時間を作るため、蹴り足を少し後ろに下げます。
足を振ると、足首が少し伸びます。足首をしっかりボールに当ててください。
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右足は茶色、左足は緑色。四角は骨盤。
骨盤の蹴り足側は蹴り足と同じ色、軸足の方は黄色。
上の図の(1)では、蹴り足も軸足も横を向いています。ボールを蹴る方向(水色の矢印)とは違う方に両足を向けている状態から始めます。
軸足をボールに近付けながら、軸足のつま先をボールを飛ばす方に向ける。
(注意)軸足は前に出す。軸足はボールに近付く動きだけ。
「軸足をボールから遠ざける動き」は、相手に反撃の機会を与えるので使わない。
歩くこととキックの共通点より
「危険なボールの蹴り方と安全な蹴り方」
最初(上の図1)のときは、骨盤の向きとボールを飛ばしたい方向が別になるようにする。
骨盤の向きとボールを飛ばす方向を別にした状態から蹴るのは、シュートを撃ちきるまでの時間を短縮するためと、シュート技術を高めるためです。
一瞬でシュートを撃つ技術を手に入れるため、骨盤の向きとボールを飛ばしたい方向は別にして行ってください。
ボールを飛ばしたい方向と骨盤の向きが違っても、シュートを撃てるようにしましょう。
骨盤の向きと違う方向にもボールを飛ばせると、シュートが上手になります。
骨盤と同じ方向にしかボールを飛ばせない蹴り方は、選手の能力を制限してしまう。
「骨盤の方向」や「骨盤とは違う方向」にも、シュートを撃てるようにしましょう。
「骨盤とは違う方向に飛ばす技術」を持っていない人は、ドリブルからのシュートが枠の外に飛んでいきます。
特に、アウトサイドでボールを動かした後のシュートが苦手でしょう。
ゴールから遠ざかる動きからのシュートが苦手になります。
「ゴールから遠ざかる」とは、「骨盤がゴールを向いていない状態」。
ゴール(前)を向いていない状態でも、しっかりとシュートを撃てるようにする。
上手い選手は「前を向かせないようにすればいい」。
さらに凄い選手は、「ボールを持たせないようにすればいい」。
選手の能力によって、表現が変わってきます。
「前を向くと怖い選手」とは、「骨盤の方にしっかりとシュートを撃てる選手」。
「ボールを持つと怖い選手」とは、「骨盤の向きに関係なくシュートを撃てる選手」。
一番凄い「いるだけで怖い選手」を目指しましょう。
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(1)は、インステップキックで蹴るところ。足首で蹴る。
(2)は、ボールに当たる瞬間。
(3)は、蹴った後に蹴り足を横に振る動き。このときに膝を自然な状態にする。
(4)は、上の(1)から(3)を一つにまとめた。
(5)は、ボールを蹴る瞬間を横から見た図。蹴りやすいボールの位置も加えた。
(6)は、ボールを蹴る瞬間を前から見た図と、蹴りやすいボールの位置を描いた。
(7)は、蹴りやすいボールの位置を描いた。青色(濃い色がより好ましい)のボールが蹴りやすい位置。
蹴り足を横に振る蹴り方だと、上の図(7)のように色々な場所のボールを蹴ることが出来ます。
自分より前にあるボールは、前進すれば濃い青色の部分に動かすことが出来る。
そのため、前にあるボールの色を気にしなくてもいいでしょう。
大切なのは自分と同じ位置や、少し後ろにあるボールを撃てるかです。
日本語サッカーでは自分の横か前にあるボールしか撃てないため、動いているボールを蹴るのが難しくなります。
自分より後ろにあるボールも撃つために、「おでん式(日本式)キック」を習得するといいでしょう。
上の図は、「おでん式(日本式)キック」を習得した人のものです。
自分より後ろにあるボールを蹴るためには、「蹴り足の膝を引き抜く」動きを覚える必要があります。
「蹴り足の膝を引き抜く」動きを覚えたら、シュートが上手になります。
上の図を見ても分かるように、蹴り足を横に振る蹴り方は非常に優れたものになっています。
シュートを撃つなら、色々な場所のボールを撃つことが出来きる「蹴り足を横に振る蹴り方」を選ぶといいでしょう。
「蹴り足を横に振る蹴り方」を覚えたら、前の方で紹介した「蹴り足を縦に振る蹴り方」を覚えるといいと思います。
蹴り足の動かし方を覚えたら、蹴り足を縦に振っても低いボールを撃つことが出来ます。
「おでん式(日本式)キック」の最終目標は、全てのキックを一つにすること。
「蹴り足を横に振る蹴り方」も「縦に振る蹴り方」も一つにまとめる。
全てのキックを一つにするために、「おでん式(日本式)インステップキック」を覚えましょう。
「おでん式(日本式)インステップキック」には、他の蹴り方でも使える技術がたくさん詰まっています。
そのため、「サッカーおでん」では「インステップキックがキックの基本」になっています。
足を横に振るときに大切なのは、蹴り足の膝の向き。
蹴り足の膝が、目的地(ボールを飛ばしたい方向)を向くようにしましょう。
また、ボールを蹴った後は、蹴り足の膝が自然な状態になるように動かします。
足首は自分に合った方を選ぶといいでしょう。
使い分けるのもいいでしょうね。
蹴り足の膝を曲げたまま蹴ると、アウト系の回転をかけやすい(膝を伸ばした状態でも可能)。
まずは、蹴り足を横に振る技術から覚えましょう。横に振る技術を覚えたら、アウト系の回転に挑戦するといいと思います。
蹴り足の膝が外側を向いた状態(インサイドキック)から、インステップキックで蹴る。
蹴り足を振るときは、蹴り足の膝が目的地を向くようにする。
ボールを蹴った後は、蹴り足の膝が自然な状態になるようにする。
「おでん式(日本式)キック」では、足首を固定しない。
「おでん式(日本式)キック」は、最初から固定されている骨の部分で蹴るため、日本語サッカーのように足首を固定しなくても問題ない。
足首を固定したい人は固定しても大丈夫です。ただ、「おでん式(日本式)キック」を使いこなすのは難しくなるでしょう。
「足首を固定した方がいい人」と「足首を固定しなくてもいい人」がいます。
自分の身体に合った足首の使い方をするといいでしょう。
調べる方法は、とても簡単。いつものように歩くだけです。簡単でしょう。
いつもより歩幅を大きくしてください。
自分に向いている足首の使い方は、歩くと分かります。
ちょっと歩き方について質問します。
歩くときに何回「足首を固定」しましたか。
一回以上足首を固定した人は、ボールを蹴るときに「足首を固定した方がいい人」です。
歩くときに足首を固定しなかった人は、「足首を固定しなくてもいい人」です。
歩くときに足首を固定する人は、日本語サッカーが合っています。
歩くときに足首を固定しない人は、「おでん式(日本式)キック」が合うでしょう。日本語サッカー「も」使えます。
自分の身体に合った方法を使うと、サッカーが今まで以上に楽しくなると思います。
歩くときに足首を固定しない人は、「足首を固定する蹴り方」と「固定しない蹴り方」を使い分けるといいでしょう。
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足首でボールを蹴ることで、インステップキックがインサイドキックになり、アウトサイドキックにもなります。
全てのキックを一つにするために、足首でボールを蹴ることをおすすめします。
足首には、内側、真ん中、外側があります。
ボールを蹴るとき、インステップキックは足(足の甲等)の真ん中の部分を使い、インサイドキックは足の内側、アウトサイドキックは足の外側を使います。
インステップ、インサイド、アウトサイドを足首で蹴るとき、足首の真ん中はインステップキック、内側はインサイドキック、外側はアウトサイドキックになります。
インステップもインサイドもアウトサイドも、全て「足首で蹴る」同じ蹴り方になります。
当たるところが内側か外側かというだけで、足首の振り方は同じです。
足首をしっかり使えるようにしましょう。
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